食・料理

Paccheri (パッケリ)

paccheri 読み:ぱっけり
とは、

概要

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パッケリは、ナポリを中心とした南イタリアでよく使われるパスタで、直径が大きく、短く切られた筒状の形が特徴。

ラザニアやフェットチーネのような平たいパスタとは異なり、厚みと存在感があり、具材やソースを中に詰めて使うこともある。焼いたり、ソースで和えたり、さまざまな料理に応用される。

語源

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Paccheri という名前は、イタリア語の pacchero に由来する。この語はナポリ方言で「平手打ち」を意味し、食べたときに口の中で「ぺちっ」と音がするような様子になぞらえたとされる。「音」や「衝撃」のような印象が語源になっている点が特徴的。

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パスタ

香辛料 (こうしんりょう)

香辛料 読み:コウシンリョウ
とは、

概要

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香辛料とは、料理に独特の香り・辛み・風味・色を加えるために使われる植物の一部(種子・果実・根・樹皮・葉など)を加工したもの。

味を調えるだけでなく、保存性を高めたり、消化を助けたりする働きを持つものも多い。

香辛料は料理の風味づけや臭み消しに使われ、地域によって種類や使い方に大きな違いがある。

語源

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「かおり」「からさ」「材料」で、「調味に用いる香りと辛みのある材料」という意味合いになる。

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柏餅 (かしわもち)

柏餅 読み:カシワモチ
とは、

概要

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柏餅とは、あんこを入れた餅を柏の葉で包んだ和菓子で、主に5月5日の端午の節句に食べられる。

中身の餡には、こしあん粒あん・味噌あんなどがあり、地域によって好まれる種類が異なる。

柏の葉は食べずに香りを楽しむもので、葉が乾燥を防ぐ役割も果たしている。

こいのぼり五月人形と並んで、端午の節句を象徴する風習のひとつ。

背景・文化的意味

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柏の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」「子孫繁栄」の象徴とされ、縁起物とされてきた。

江戸時代に武家の間で縁起をかついで食べられるようになり、やがて庶民にも広がった。

関東を中心に食べられてきたが、現在では全国的に親しまれている。

語源

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柏餅は、「柏の葉で包んだ餅」であることからこの名がついた。柏の葉が縁起の良いものとされたため、葉を使ったことに意味があるとされる。

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端午の節句

ちまき (ちまき)

ちまき 読み:チマキ
とは、

概要

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ちまきとは、もち米や米粉などを笹の葉や竹の皮などで包み、蒸したりゆでたりして作る食品。
日本では主に5月5日の端午の節句に食べる風習があり、厄除けや無病息災を願う意味が込められている。

地域によって形や材料に違いがあり、甘いあん入りのものや、細長く巻いた餅状のものなど多様なバリエーションがある。

中華料理に由来する肉入りの「中華ちまき」も一般的に知られている。

背景

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元は中国の風習が伝わったもので、古代中国の詩人・屈原を偲ぶ行事「端午節」にちまきを川に投げ入れたという故事に由来する。

日本には奈良時代に伝わり、端午の節句の食べ物として定着した。

ちまきの形や包み方にも魔除けの意味があり、葉の香りにも邪気を払う力があるとされた。

語源

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日本ではもともと笹ではなく「茅(ちがや)」という草で巻いたことから「茅巻(ちまき)」と呼ばれたのが語源。
のちに笹の葉など他の素材も使われるようになっても、「ちまき」という名前が残った。

同義語

粽/茅巻き (ちまき)

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端午の節句

Buddha Bowl (ブッダボウル)

buddhabowl 読み:ぶっだぼうる
とは、

概要

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ブッダボウルとは、玄米やキヌアなどの穀物、豆類、野菜、ナッツ、果物などを一つのボウルに盛り付けた料理。

基本的に肉や魚などの動物性食材を使わず、ヴィーガンやベジタリアン向けのヘルシーフードとして人気が高い。

語源

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ボウルに食材を丸く盛り付けた様子が、お釈迦様ブッダ)のふくよかなお腹を連想させることに由来するとされている。また、精進料理のような植物性中心の内容と仏教的なイメージが結びついたことも、命名の背景にあるとされている。

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ブッダ

ボウル