生活

情報コンセント (じょうほうこんせんと)

情報コンセント 読み:ジョウホウコンセント
とは、

概要

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情報コンセント」は、パソコンや電話、ネットワーク機器などの通信機器を接続するために設置される差込口のこと。

LANケーブル(イーサネットケーブル)や電話線などを接続し、データ通信やインターネット接続を行う役割をもつ。

主にオフィスビル、学校、公共施設、家庭などの壁面や床面に設置されており、外観は電源用コンセントに似ているが、電力ではなく情報信号を伝える点で異なる。

語源

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情報「データ通信や信号を扱うこと」コンセント「電気機器に電力を供給するための差込口」という意味から。

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コンセント

コンセント (こんせんと)

配線用差込接続器 読み:はいせんようさしこみせつぞくき
コンセント 読み:こんせんと
とは、

概要

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コンセント」は、電気器具に電力を供給するための差込口を指す言葉。

正式名称は「配線用差込接続器」であり、日本工業規格(JIS C 8303)および電気用品安全法によって定められている。

家庭やオフィスの壁などに設置され、電気スタンドや掃除機、電子レンジなどの電源を取る際に使われる。

英語圏では “outlet” や “socket” と呼ばれ、「コンセント」という語は日本でのみ使われる和製英語である。

語源

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英語 “concentric”(コンセントリック「同心の」)に由来するとされ、初期の差込型接続器が同心円状の構造をしていたことから生まれた。
つまり「同心円状の接続器」という意味から転じて、電気機器を接続するための差込口を指す言葉になった。

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Off-Grid (オフグリッド)

off-grid 読み:おふぐりっど
とは、

概要

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Off-Grid」とは、本来は電力の供給網(grid)から切り離された状態を意味する言葉である。

一般的には太陽光発電や風力発電、井戸水や雨水利用などを活用し、電気・水道・ガスといった公共インフラに頼らずに暮らすライフスタイルを指す。

都市部から離れた山間部や僻地での生活、災害時の自立的な備え、または環境意識の高まりから選択される持続可能な暮らし方の一つとして使われる。

語源

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off「離れて」 grid「格子状の送電網」から成る複合語で、「送電網から離れた」という意味が転じて「公共インフラに依存しない」生活全般を表すようになった。

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grid

五月人形 (ごがつにんぎょう)

五月人形 読み:ゴガツニンギョウ
とは、

概要

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五月人形とは、5月5日の端午の節句に合わせて飾られる、甲冑や武者姿を模した人形のこと。
男の子が健康に育ち、たくましく成長するようにという願いを込めて飾られる。

飾り方や種類は地域や家庭によって異なり、代表的なものに「鎧兜」「武者人形」「大将飾り」などがある。
家紋や名前入りの道具が添えられることもある。

背景

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武家社会の名残で、鎧や兜が「身を守る」ものとされ、厄除けや健康を願う縁起物とされた。
江戸時代に武家の間で広まり、やがて庶民の間にも定着した。

同じく端午の節句に飾られる「こいのぼり」とあわせて、子どもの健やかな成長を願う風習の一つとなっている。

語源

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五月」は端午の節句がある月を指し、「人形」は人の姿を模した飾り。つまり、「五月に飾る人形」という意味から「五月人形」と呼ばれる。

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端午の節句

鯉幟 (こいのぼり)

鯉幟/鯉のぼり 読み:コイノボリ
とは、

概要

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こいのぼりとは、5月5日の端午の節句に、子どもの健やかな成長や出世を願って掲げる鯉の形をした布製の吹き流し

黒い真鯉を父親、赤い緋鯉を母親、その下に青や緑の小鯉を子どもに見立てて飾るのが一般的。

風になびく様子が鯉が空を泳ぐように見えるため「こいのぼり」と呼ばれる。住宅の庭やベランダなどに掲げられることが多い。

背景

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中国の伝説「登竜門」に由来し、鯉が滝を登って竜になるという話から、困難を乗り越えて立身出世する象徴として鯉が選ばれた。

日本では江戸時代に武家の間で始まり、やがて庶民にも広まった。

現在は男の子の節句としてだけでなく、子ども全体の成長を願う意味で飾られることもある。

語源

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「コイ」「のぼりばた」からなる言葉。「鯉の形をしたのぼり旗」という意味で、「鯉幟」と書く。

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端午の節句

吹き流し