
緋鯉 読み:ヒゴイ
とは、
『赤い鯉』
概要
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緋鯉とは、赤い体色を持つ鯉の一種で、観賞用として広く親しまれている。
緋鯉の体色は真紅に近いものから、赤黄色、斑紋のあるものまで多様に存在する。
このような変わり鯉は、後に観賞魚としての錦鯉の基礎となり、江戸時代以降の品種改良によって現在の錦鯉が生まれた。
つまり、緋鯉は錦鯉の原種のひとつともいえる存在である。
また、端午の節句に飾られる「鯉のぼり」においては、赤い鯉は「緋鯉」と呼ばれ、母親を象徴するものとして位置づけられている。
語源
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語源
「緋」は、古語で鮮やかな赤色や朱色を指す語であり、「緋鯉」はその体色に由来して名づけられている。