生物学
Cytokine (サイトカイン)
Myokine (マイオカイン)
myokine 読み:まいおかいん
とは、
『筋肉から分泌され、他の組織や臓器に作用する生理活性物質』
概要
マイオカインとは、主に骨格筋から分泌されるサイトカインなどの生理活性物質の総称。
運動などによって筋肉から分泌され、脂肪組織や肝臓、脳などに作用して、代謝や炎症、免疫などの調節に関わる。
語源
詳細≫
2003年、コペンハーゲン大学のBente Pedersenらによって提唱された名称で、「筋」を意味する myo- と、サイトカイン(cytokine)などの名称に用いられる -kine を組み合わせた造語。myo- はギリシャ語 mys「筋肉」に、kine はギリシャ語 kinein「動かす」に由来する。
関連記事
Orexin (オレキシン)
orexin 読み:おれきしん
とは、
『覚醒や睡眠、食欲などの調節に関わる神経ペプチド』
概要
オレキシンとは、脳の視床下部にある神経細胞で作られる神経ペプチド。
主に覚醒状態の維持や睡眠・覚醒リズムの調節、摂食行動などに関わる。
構造の違いによってオレキシンAとオレキシンBの2種類があり、それぞれヒポクレチン1、ヒポクレチン2とも呼ばれる。
オレキシンを作る神経細胞の機能低下は、ナルコレプシーの重要な原因となる。
語源
詳細≫
1998年、日本の柳沢正史らの研究グループが、摂食行動を促進するペプチドとして発見し、ギリシャ語 orexis「食欲、欲求」にちなみ「オレキシン」と命名した。ほぼ同時期に、Luis de Leceaらの研究グループも独立して同じペプチドを発見し、視床下部(hypothalamus)で発現することなどから「ヒポクレチン(hypocretin)」と命名した。そのため、オレキシンとヒポクレチンは同じ神経ペプチドを指す。