伽羅木 読み:キャラボク
とは、
『イチイ科イチイ属の常緑針葉樹』
概要
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伽羅木はイチイ科に属する常緑低木で、主に日本の高山帯に自生する。
樹高は低く、地をはうように広がる特徴がある。
葉は細長く硬く、針状をしており、寒冷地でも緑を保つことができる。
観賞用や庭園樹として植えられることもある。
語源
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伽羅木の木材には特有の香りがあり、それが最高級の香木「伽羅」に似ているとされたことから「伽羅木」と名づけられたという説がある。
また、実際には伽羅ほど強い芳香を持たないため、希少性や雰囲気にちなんで雅語的に「伽羅」の字があてられたとする説もある。
つまり「伽羅木」という名は、香りの連想や象徴的な意味づけから生まれた呼称である。