幟 読み:ノボリ
とは、
『宣伝や祭礼などに使われる縦長の旗』
概要
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幟とは、縦長の布を竿に取り付けて掲げる旗のことで、店先の宣伝や祭り・行事の装飾としてよく使われる。
「幟旗(のぼりばた)」とも呼ばれ、風にはためくことで目立ち、人目を引く役割がある。
現代の幟は、用途に応じて多様な色やデザイン、文字が用いられ、商業施設や飲食店、イベント会場などで広く使われている。
素材も従来の布だけでなく、ポリエステルなどの化学繊維が一般的になっており、耐久性や印刷の自由度が高まっている。
また、地域の祭礼などでは、土地独特の意匠や言い回しが幟に反映され、伝統文化の一部としての役割も果たしている。
語源
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漢字の「幟」は、「巾(ぬの)」と「戈(ほこ)」から成り立っており、「布を武器のように掲げるもの」という象形的意味を持つ。
元々は戦場で軍のしるしとして使われていたが、時代とともに民間でも広く用いられるようになった。