日本語

醸す (かもす)

醸す 読み:カモス
とは、

概要

醸すとは、本来はなどを用いて酒や味噌などを発酵させて作ることを指す動詞である。

そこから転じて、ある感情や雰囲気、状況などを時間をかけて自然に作り出すことを意味する比喩的用法でも広く用いられる。

例文

詳細≫

・蔵で日本酒を醸している。

・彼の一言が場に緊張感を醸した。

・独特の雰囲気を醸し出している。

語源

詳細≫

「酒を発酵させて作る」で、「発酵によって酒などを作る」という意味から。

関連記事

発酵

物議 (ぶつぎ)

物議 読み:ブツギ
とは、

概要

物議とは、ある出来事や発言について、世間の人々の間でさまざまな意見が交わされ、議論や評判が広がることを指す語である。

多くの場合、注目度の高い事柄や問題性のある事象に対して用いられ、「物議を醸す」などの形で使われる。

例文

詳細≫

• その発言は大きな物議を醸した。

• 新しい制度が物議を呼んでいる。

• 突然の発表が業界内で物議を巻き起こした。

語源

詳細≫

「もの、事柄」「論じる、話し合う」で、「事柄についての議論」という意味から。

なお「」には古語で「世間・他人」を指す用法もあり、世間の人々による議論という意味合いに通じる。

補足

詳細≫

本来は「物議を醸す(かもす)」が一般的な表現であるが、近年では「議論を呼ぶ」などの言い回しとの影響により、「物議を呼ぶ」という形も広く用いられている。現在では慣用的に定着した表現とされる。

関連記事

勉強 (べんきょう)

勉強 読み:ベンキョウ
とは、

概要

勉強とは、知識や技能を習得するために努力して学ぶことを指す語である。

学校教育や自己学習など幅広い場面で用いられる。

また、商人の慣用表現として、利益を削って価格を下げることを意味する用法もある。

例文

詳細≫

・毎日少しずつ勉強を続けている。

・試験に向けて勉強に励む。

・今回は特別に勉強させていただきます。

語源

詳細≫

「つとめる、努力する」「無理にでも行う」で、「無理をしてでも努力する」という意味から。

関連記事

大丈夫 (だいじょうぶ)

大丈夫 読み:ダイジョウブ
とは、

概要

大丈夫とは、安全で問題がない状態や安心できる様子を表す語である。

日常会話では体調や状況の確認・応答として広く用いられ、「問題ない」「心配ない」といった意味で使われる。

本来は、しっかりしていて頼りになる人物、特に立派な男性を指す語であったが、この意味は現在ではあまり用いられない。

例文

詳細≫

・もう体調は大丈夫だ。

・その作業は一人でも大丈夫ですか。

・彼はまさに大丈夫と呼べる人物だ。

語源

詳細≫

「大きい、立派な」「しっかりしている」「男子、人」で、「立派でしっかりした男」という意味から。つまり「大丈夫」は頼りになる人物を表す語から、問題がないという意味へと転じた語。

関連記事

物ともせず (ものともせず)

物ともせず 読み:ものともせず
とは、

概要

物ともせずとは、重大な困難や危険、反対意見などをたいしたものではないとみなし、それらに屈することなく行動する様子を表す語である。

強い意志や覚悟、勇気を強調する場面で用いられる。

例文

詳細≫

・彼は周囲の批判を物ともせず、自分の信念を貫いた。

・激しい雨風を物ともせず、救助隊は出発した。

・数々の障害を物ともせず、計画を成功に導いた。

語源

詳細≫

「もの」「〜として扱う」せず「しない」で、「(困難などを)物として問題にしない」という意味から。

補足

詳細≫

「もろともせず」とする用法が見られるが、これは「物ともせず」と「諸共(もろとも)」の混同による非標準的な表現とされることが多い。「

諸共」は「一緒に」という意味であり、本来の用法とは異なる。

関連記事