日本語

審美眼 (しんびがん)

審美眼 読み:シンビガン
とは、

概要

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審美眼とは、美しいものや価値あるものを見分ける力、またはその判断力を指す言葉。

芸術作品やデザイン、自然の景観などに触れた際に、その良し悪しや美的価値を的確に評価できる感覚を表す。

美術やデザインの分野だけでなく、日常生活においても「センスがある」「美的感覚が優れている」という意味で使われることがある。

語源

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「つまびらかにする、細かく見分ける」「うつくしい」「ものを見る力」で、「美しさを見分ける眼」という意味から。

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退陣 (たいじん)

退陣 読み:タイジン
とは、

概要

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退陣は、政治や軍事の文脈で使われる言葉。
現代日本では主に、首相大臣などが自ら職を辞したり、外部からの圧力によって辞任に追い込まれる場合に用いられる。

軍事的な意味での使用は古風だが、本来は陣を退くことを指していた。

例文

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・世論の批判を受け、首相退陣を表明した。

・兵は夜陰に乗じて退陣した。

語源

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退「しりぞく」「軍の配置された場所」で、もともとは「軍勢が陣を引き払うこと」を意味した。
つまり退陣は「陣を退くこと」から転じて、政治の世界でも「地位を退くこと」を表すようになった。

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辞任 (じにん)

辞任 読み:ジニン
とは、

概要

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辞任」とは、役職や地位にある者が、自らの意思によってその任務を辞めることを指す。

任期途中であっても本人の決断によって辞める場合に用いられ、政治家や役員などの公的立場にある人物に多く使われる。

法的には辞任届や辞表を提出することで効力を持つ。

語源

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「やめる、しりぞく」「役目、つとめ」で、「任務を辞する」という意味から。
つまり「辞任」は「役目を自ら退くこと」を表す熟語。

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辞意 (じい)

辞意 読み:ジイ
とは、

概要

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辞意」とは、役職や職務を辞めたいという本人の意思を表す言葉。

特に政治家や役員が正式な辞任表明をする前に、「辞意を表明する」「辞意を固める」といった形で使われることが多い。

例文

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・大臣は不祥事の責任を取り、辞意を表明した。

・社長は体調不良を理由に辞意を固めた。

語源

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「ことわる、やめる」「こころ、考え」という意味。
つまり「辞意」は「辞めるという考え・気持ち」を表す熟語。

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辞任

恋々 (れんれん)

恋々 読み:レンレン
とは、

概要

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恋々」は、心がひかれて強く執着する気持ちを示す言葉で、過去の出来事や地位、名誉などに未練を残して手放そうとしない様子を表す。

多くの場合、否定的なニュアンスを含み、「未練がましい」という意味合いで使われる。

副詞的に「恋々と」の形で用いられるのが一般的。

例文

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・彼は古い慣習に恋々として、新しい改革を受け入れようとしなかった。

・地位に恋々とする態度が、人々の反感を買った。

語源

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「心がひかれる、慕う」を重ねて強調した語。
つまり「恋々」は「強く心がひかれ、執着するさま」を意味する。

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