日本語

胆 (きも/たん)

胆 読み:きも
とは、

胆 読み:たん
とは、

解剖学

概要

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は、もともと体内にある消化(胆汁の蓄積)に関わる器官、すなわち胆嚢を指す語である。
この身体的な意味を基盤として、胆は文脈によって異なる価値や役割を担う言葉として用いられてきた。

クマなどの場合、は「胆(い)」や「熊胆(ゆうたん)」と呼ばれ、胆嚢内の胆汁を乾燥させたものを指す。
これは古来より貴重な生薬とされ、薬効を目的として扱われる。

人に対して用いられる場合、は内臓に精神や感情が宿ると考えられていた思想に基づき、度胸や勇気、物事に動じない精神の強さを象徴する語となる。
この用法は「胆力」「大胆」など、精神的領域を表す言葉として定着している。

なお、魚などの内臓を指して「肝(きも)」と呼ぶ場合があるが、これは表記・意味体系ともに異なり、主に食用としての内臓全体を指す言い方である。
とは語源的・文化的な扱いが異なるため、区別して理解される。

語源

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は中国古代医学において重要な内臓とされた語である。
内臓が生命力や感情と結び付けて考えられていたことから、実体としての内臓の意味に加え、薬効や精神的な意味へと用法が広がった。

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胆汁

英傑 (えいけつ)

英傑 読み:エイケツ
とは、

概要

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英傑とは、知略・武勇・指導力などにおいて人並み以上に優れ、歴史や社会の中で大きな役割を果たした人物を指す語。
とくに歴史や物語の文脈では、国家や集団の運命に影響を与えた人物を称える意味合いで用いられる。

現代の日常会話ではあまり使われず、文章語・文語的な表現として使われることが多い。

例文

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・戦国時代には多くの英傑が現れた。

・彼は時代を動かした英傑の一人だ。

語源

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「すぐれている、ひいでている」「ぬきんでた人物」という意味から成る語。
つまり「群を抜いてすぐれた人物」を表す、主に歴史・評論の文脈で用いられる漢語。

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尊神 (そんしん)

尊神 読み:ソンシン
とは、

概要

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尊神とは、多くの人々から深い敬意をもって崇められ、信仰の中心となっている神を指す言葉。

特定の神名というより、神のあり方や位置づけを表す表現として用いられる。

神社信仰や民間信仰の文脈で使われ、地域や家ごとに尊ばれる神を指す場合もある。

日常語というより、宗教・信仰に関わる文脈で用いられる語である。

語源

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「とうとい、うやまう」「かみ、信仰の対象となる存在」という意味から成る語。
つまり「特に尊ばれ、敬意をもって祀られる神」を表す、宗教・信仰分野の言葉。

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機運 (きうん)

機運 読み:キウン
とは、

概要

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機運とは、個人や集団、社会全体において、特定の行動や変化を後押しする気分や情勢が徐々に形成されていく状態を指す語である。

多くの場合、「高まる」「醸成される」といった動詞と結びつき、政治・社会・経済・文化など公的・集団的な文脈で用いられることが多い。

例文

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改革を求める機運が社会全体で高まっている。

開催に向けた機運がようやく整った。

世論の後押しによって、制度変更の機運が醸成された。

語源

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「おり、好機、物事が動き出すきっかけ」「流れ、めぐり合わせ」という意味から成り、物事が動きやすい流れや巡り合わせを表す漢語として用いられる。

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展望 (てんぼう)

展望 読み:テンボウ
とは、

概要

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展望」は、現在の状況や過去の経緯を踏まえたうえで、将来に起こりうることや進むべき方向を見渡す意味をもつ語である。

個人の計画、社会情勢、経済、研究、事業など幅広い分野で用いられ、「明るい展望」「先行きの展望が立たない」のように、将来性の有無や見通しの確かさを表す表現として使われる。

もともと「高い所から遠くを見渡すこと」を意味する語であり、そこから転じて、時間的に先の状況を俯瞰的に見通す意味で用いられるようになった。

例文

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・今後の事業展開について、現実的な展望を示す必要がある。

・経済情勢の悪化により、先行きの展望が不透明になっている。

・研究の成果を踏まえ、将来の展望を語った。

・この計画には明るい展望があるとは言い難い。

語源

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「ひらく、広げて見せる」「ながめる、遠くを見る」という意味から成り、もとは「遠くまで見渡すこと」を表す語。
そこから比喩的に「将来を見通すこと」という意味へと広がった。

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