日本語
物議 (ぶつぎ)
物議 読み:ブツギ
とは、
『世間の人々による議論や評判』
『賛否が分かれて議論を呼ぶこと』
概要
物議とは、ある出来事や発言について、世間の人々の間でさまざまな意見が交わされ、議論や評判が広がることを指す語である。
多くの場合、注目度の高い事柄や問題性のある事象に対して用いられ、「物議を醸す」などの形で使われる。
例文
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• その発言は大きな物議を醸した。
• 新しい制度が物議を呼んでいる。
• 突然の発表が業界内で物議を巻き起こした。
語源
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物「もの、事柄」議「論じる、話し合う」で、「事柄についての議論」という意味から。
なお「物」には古語で「世間・他人」を指す用法もあり、世間の人々による議論という意味合いに通じる。
補足
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本来は「物議を醸す(かもす)」が一般的な表現であるが、近年では「議論を呼ぶ」などの言い回しとの影響により、「物議を呼ぶ」という形も広く用いられている。現在では慣用的に定着した表現とされる。
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大丈夫 (だいじょうぶ)
大丈夫 読み:ダイジョウブ
とは、
『問題がなく安心なさま』
『立派で頼りになる人物、しっかりした男性』
概要
大丈夫とは、安全で問題がない状態や安心できる様子を表す語である。
日常会話では体調や状況の確認・応答として広く用いられ、「問題ない」「心配ない」といった意味で使われる。
本来は、しっかりしていて頼りになる人物、特に立派な男性を指す語であったが、この意味は現在ではあまり用いられない。
例文
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・もう体調は大丈夫だ。
・その作業は一人でも大丈夫ですか。
・彼はまさに大丈夫と呼べる人物だ。
語源
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大「大きい、立派な」丈「しっかりしている」夫「男子、人」で、「立派でしっかりした男」という意味から。つまり「大丈夫」は頼りになる人物を表す語から、問題がないという意味へと転じた語。
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物ともせず (ものともせず)
物ともせず 読み:ものともせず
とは、
『困難や障害をまったく問題にせず、恐れずに立ち向かうさま』
概要
物ともせずとは、重大な困難や危険、反対意見などをたいしたものではないとみなし、それらに屈することなく行動する様子を表す語である。
例文
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・彼は周囲の批判を物ともせず、自分の信念を貫いた。
・激しい雨風を物ともせず、救助隊は出発した。
・数々の障害を物ともせず、計画を成功に導いた。
語源
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物「もの」共「〜として扱う」せず「しない」で、「(困難などを)物として問題にしない」という意味から。
補足
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「もろともせず」とする用法が見られるが、これは「物ともせず」と「諸共(もろとも)」の混同による非標準的な表現とされることが多い。「
諸共」は「一緒に」という意味であり、本来の用法とは異なる。