日本語

繚乱 (リョウラン)

繚乱 読み:リョウラン
とは、

概要

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繚乱とは、花や色彩、人物、事象などが数多く同時に現れ、入り交じりながら華やかな状態を成すことを表す語。

主に文語的・修辞的な表現として用いられ、「百花繚乱」のように、視覚的・印象的な豊かさを強調する文脈で使われる。

日常会話よりも、文章表現や見出し、文学的表現で使われることが多い。

例文

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・春の庭には色とりどりの花が繚乱していた。

・才能ある若手作家が百花繚乱の活躍を見せている。

語源

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「みだれる」「みだれる」と同じような意味の漢字を2つ重ねて強調した語で、多くのものが錯綜しつつも華やかに広がる状態を表す漢語。

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社説 (しゃせつ)

社説 読み:シャセツ
とは、

概要

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社説とは、新聞社や雑誌社などの報道機関が、社会・政治・経済などの出来事に関して公式の見解や立場を示すために掲載する文章である。

編集部の総意として書かれ、個人記者の記事とは異なり、読者に対して判断の参考や情報提供を目的とする。

社説は主に紙面の一面やコラム欄に掲載され、報道機関の方針や論調を理解する手がかりとなる。

例文

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・新聞社は環境問題に関する社説を掲載した。

社説は政府の新政策を批判していた。

語源

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「会社・組織」「意見・論説」の組み合わせで、日本語で独自に成立した和製語である。

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収れん (しゅうれん)

収れん/収斂/収㪘 読み:シュウレン
とは、

概要

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収れんは、広がったものが中心へ向かって引き締まり、まとまることを表す言葉。

物理的な動きとして用いられるほか、医学・化学の分野では、組織や細胞が縮む性質、あるいは酸や薬品が持つ引き締め作用を示す場合にも使われる。

状況がばらつかず、一点にまとまるような比喩として用いることもある。

語源

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」は「おさめる」「集める」を意味し、「れん(攣)」は「縮む」「引き締まる」の意味を持つ漢字を語源にする語形から来たとされる。
両者が合わさることで「散っていたものが中心へ集まり縮む」という性質を表す言葉として定着した。

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Bagger (バガー)

bagger 読み:ばがー
とは、

【名】

スポーツ

概要

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baggerとは、英語で bag「袋」に由来し、主に店で客の購入品を袋に詰める仕事をする人を指す語。

また、スポーツで大量のポイントを稼ぐ選手を指す俗語として使われるほか、建設現場の掘削機を示す技術用語として使われる場合もある。

例文

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The bagger packed all my groceries carefully.
 その袋詰め係は買い物袋を丁寧に詰めた。

・He was a real bagger today, scoring three goals.
 今日の彼は三点を決めた、まさに大量得点を挙げる選手だった。

・The construction crew brought in a huge bagger to remove the soil.
 工事班は土砂を取り除くために巨大な掘削機を投入した。

語源

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bag「袋」-er「〜する人」で、「袋に入れる人」という意味から。
そこから俗語や専門語へ派生した。

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敢え無く (あえなく)

敢え無く 読み:アエナク
とは、

概要

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あえなくとは、物事が期待どおりに進まず、途中で力尽きたり、むなしい結末に終わったりする状態を表す語。

たいていの場合、残念さや儚さを込めて使われる。

文章語・会話のどちらでも用いられるが、やや文学的な響きがある。

例文

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・彼の挑戦は、準備不足であえなく終わった。

・目標まであと一歩だったが、チームはあえなく敗退した。

語源

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語源は古語の「敢へ無し(あへなし)」。
「敢へ」は「こらえる・耐える」を意味し、「無し」が付くことで「こらえきれない・持ちこたえられない」という意味になる。
この表現が副詞化して「敢え無く」となり、「力尽きて終わる」「むなしく終わる」という意味につながった。

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