虚空 読み:コクウ
とは、
『何もない空間』
概要
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「虚空」とは、物質も形も何も存在しない空間を指す言葉。
日常的には「空虚な空間」「無限に広がる何もない空」などの意味で使われる。
また、仏教では「すべてのものは実体がなく、空である」という教えの中で、「虚空」は物質的制約を超えた広がりや、無限の空間そのものを象徴する語として用いられる。
文学や哲学では、孤独や虚無感を表す比喩として使われることもある。
例文
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・彼は虚空を見つめながら、何かを思い出そうとしていた。
・声は虚空に消え、静寂だけが残った。
語源
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虚「むなしい、から」空「空間」から成る言葉。
つまり「虚空」は「何も満たされていない空間」や「実体のない空間」を意味する。
仏教や哲学など抽象的な文脈で多く使われる漢語。