『実際のところ、本当は』
概要
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その実とは、「外から見える事情や表向きの説明とは違う、本当のところ」「内側の事情」「実際のところ」を指す語。
文の流れの中で、前に述べた内容に対して「実は〜」と続ける役割を持つ。
例文
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・彼は余裕そうに見えるが、その実かなり努力している。
・この店は有名だが、その実あまり混んでいない日も多い。
語源
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「その」+「実」の結合で、「実」は「うわべではない本当のこと」を表す漢語。
「その実」は古くから書き言葉・話し言葉の双方で用いられ、直前の内容に対し「実際のところ」を示す接続的表現として固定化した。
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