栄養学・食品
中食 (なかしょく)
中食 読み:なかしょく/ちゅうしょく
とは、
『調理された食品を持ち帰って食べること』
概要
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「中食」は、飲食の形態を表す言葉で、「外食」と「内食」の中間にあたる。
レストランなどで直接食べるのが「外食」、家庭内で食材を使って調理するのが「内食」に対し、「中食」は、スーパーやコンビニ、惣菜店などで既に調理された食品(弁当、惣菜など)を購入して持ち帰り、自宅などで食べるスタイルを指す。
家事の負担軽減や時間短縮の需要により、現代のライフスタイルに適した食習慣として広がっている。飲食業界では、外食・中食・内食をまとめて「食の三形態」とすることもある。
例文
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・忙しい日は中食に頼ることが多い。
・コンビニの中食商品は種類が豊富だ。
・中食市場が拡大している。
語源
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「中食」という言葉は、「内食」と「外食」の中間的な食事形態を表すために日本で作られた比較的新しい造語。「中」は位置的・概念的な“間”を表しており、「外(レストラン)」と「内(家庭)」の中間=調理済みの食品を家庭に持ち帰って食べる形を意味する。
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Hot dog (ホットドッグ)
hot dog 読み:ほっとどっぐ
とは、
『パンにソーセージなどを挟んだ料理』
概要
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ホットドッグとは、細長いパンに焼いたソーセージを挟み、ケチャップやマスタードなどをかけて食べる料理のこと。
アメリカ発祥の軽食で、屋台やイベント、野球場などで提供される定番のファストフード。
ソーセージの代わりにベーコンやチリビーンズなどを挟むバリエーションもある。
語源
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「hot」は温かい料理であることに由来し、「dog」は当時ソーセージを指す俗語。
これは、ソーセージの見た目がダックスフントに似ていたことや、「ソーセージに犬の肉が使われている」という都市伝説が背景にある。
実際、19〜20世紀のドイツの一部地域では犬肉を食用にしており、ソーセージに含まれていた例もあったとされる。
こうした事情から、ソーセージ=dogという表現が広まり、「hot dog」という名が定着した。
同義語
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備蓄米 (びちくまい)
寿司 (すし)
寿司 読み:スシ
とは、
『酢飯に魚介類や具材を合わせた日本料理』
概要
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寿司とは、酢で味付けしたご飯(酢飯)に、魚介類・野菜・卵などの具材を組み合わせた料理の総称。握り寿司・巻き寿司・押し寿司・ちらし寿司など、さまざまな種類がある。日本国内のみならず、海外でも広く親しまれている。
本来は保存食として始まり、時代とともに現在のような生の魚を使う形式へと変化した。
語源
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「すし」という言葉は、もともと「酸し(すし)」=酸っぱいもの、を意味する古語に由来する。
元々は魚を米とともに発酵させて保存する「なれずし」のような保存食が始まりで、ここで使われていた「酸っぱい飯」の意味から「すし」と呼ばれるようになった。
後に縁起のよい漢字「寿」の字が当てられ、「寿司」という表記が広まった。