こどもの日 (こどものひ)

こどもの日 読み:コドモノヒ
とは、

日付

5月5日

概要

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こどもの日とは、子どもの人格を重んじ、幸福を願い、母に感謝する日として、毎年5月5日に定められている祝日である。1948年に「国民の祝日に関する法律」によって正式な祝日となった。

この日は、古くから行われてきた「端午の節句」と同じ日であり、男の子の健やかな成長を願う伝統行事とされてきた。

こいのぼりを揚げたり、五月人形を飾ったり、ちまき柏餅を食べるなどの風習がある。現在では、男の子に限らず、すべての子どもの健やかな成長を願う日とされている。

こどもの日」は「憲法記念日(5月3日)」や「みどりの日(5月4日)」とあわせて、ゴールデンウィークの一部を構成している。

起源・語源

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5月5日が選ばれたのは、日本の伝統的な年中行事である「端午の節句」がこの日に行われていたためである。端午の節句は元々邪気払いの日であったが、武家社会を通じて「男の子の節句」として発展し、健やかな成長を願う行事となった背景がある。

こどもの日」という名称は、祝日の趣旨である「子どもの成長と幸福を願う日」に基づき、直接的で分かりやすい言葉として定められた。

「こども」は漢字では「子供」と書かれるが、差別的な印象を避けるため、公的な表記では平仮名の「こども」が用いられている。

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端午の節句

ゴールデンウィーク

回し/廻し (まわし)

回し/廻し 読み:マワシ
とは、

概要

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回し/廻し」は、物を回転させる行為、あるいは順に巡らせる行動や道具などを指す言葉。

文脈によって意味が異なり、たとえば相撲の「まわし」、芝居や映画の「台詞回し」、仕事の「段取り回し」など、幅広く使われる。

廻し」は旧字体で、「回し」と同義だが、文語や伝統的な文脈で用いられることが多い。

語源

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動詞「回す」の連用形に由来し、「物事を循環させる」「順々に送る」という意味から派生した。旧字「廻」は「めぐる」の意味を含み、より古風な表記として用いられる。

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霧散 (むさん)

霧散 読み:ムサン
とは、

語源

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きり「ちる」で、「霧のように散る」という意味から。

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期待値 (きたいち)

期待値 読み:キタイチ
とは、

概要

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期待値とは、ある事象が起こる確率とその結果の値を掛け合わせたものをすべて足し合わせた値のことを指す。

主に数学や統計学、経済学などで使われる用語で、「平均的にどの程度の結果が見込めるか」を示すために用いられる。たとえばサイコロを振ったときの出目の期待値は、1〜6の平均である3.5になる。

また日常会話では「期待できる度合い」「見込まれる成果の大きさ」といった意味で比喩的に使われることもある。

語源

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期待「望みをかけること」「数値」を意味する。「期待値」は英語の “expected value” の訳語で、将来の出来事に対してどの程度の値が期待できるかを示す数学的概念として用いられるようになった。

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ピタゴラス勝率 (ぴたごらすしょうりつ)

Pythagorean expectation 読み:ピタゴリアンエクスペクテイション
ピタゴラス勝率 読み:ピタゴラスショウリツ
とは、

概要

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ピタゴラス勝率とは、セイバーメトリクスの計算式の一つで、野球やアメリカンフットボールなどのスポーツにおいて、チームの得点と失点から、理論上どのくらいの割合で勝てるはずかを予測するための指標である。

実際の勝率と比べることで、運や偶然による影響を除き、チーム本来の実力を測る目的で使われる。

計算式

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基本的な計算式は以下の通り。

ピタゴラス勝率 = 得点² ÷(得点² + 失点²)
※競技や分析方法によっては、指数(2の部分)を1.83や1.81などに調整することもある。

この数値は、「実際の勝率がピタゴラス勝率を上回っていれば運が良い、下回っていれば運が悪い」と判断する目安にも用いられる。

語源

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Pythagorean「ピタゴラスの」expectation期待値」という意味から。

アメリカの野球統計学者ビル・ジェームズが考案したもので、数学的に平方を使う計算がピタゴラスの定理を連想させることからこの名称がついた。ピタゴラス自身とは関係がない。

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