英語

Licorice (リコリス)

licorice 読み:りこりす
とは、

【名】

概要

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licorice はマメ科の植物「甘草」の根を乾燥させて得られる成分や、それを使った菓子を指す英単語。
甘草の中でも「スペインカンゾウ(Glycyrrhiza glabra)」という種類がよく使われる。

ヨーロッパやアメリカでは licorice を使った独特の風味のキャンディや薬用のど飴が一般的に流通している。

北欧では塩化アンモニウムを加えた塩味の強いタイプの licoriceサルミアッキ)も存在する。

語源

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ギリシア語の glykyrrhiza「甘い根」が語源。
glycys「甘い」rhiza「根」に由来し、ラテン語 liquiritia を経て、中世フランス語 licoresse、英語 licorice へと変化した。

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甘草

サルミアッキ

Placenta (プラセンタ)

placenta 読み:ぷらせんた
とは、

【名】

概要

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プラセンタとは、哺乳類のメスの体内で胎児を育てる際に形成される臓器であり、日本語では「胎盤」と訳される。

胎児に酸素や栄養を送る役割を担い、不要物を排出する機能も持つ。出産とともに体外へ排出される。

一部では美容や健康分野で使われる成分としても知られており、化粧品やサプリメントなどに「プラセンタエキス」として含まれることがある。

語源

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ラテン語の placenta「平らなケーキ」が語源。胎盤の形がそれに似ていたことから、この名がついた。英語でも同じく “placenta” と表記される。

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Spice (スパイス)

spice 読み:すぱいす
とは、

【名】

【動】

概要

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spice は、料理の風味づけに使われる香辛料を指す言葉。

また、日常会話では比喩的に「刺激」や「面白さ」を加えるものとしても使われる。

動詞では「香辛料を加える」「刺激を与える」という意味で用いられることがある。

語源

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ラテン語 species「種類・商品」が語源。中世ラテン語を経て、古フランス語「espice」となり、英語「spice」として取り入れられた。
元は高級な商品や特定の品を意味していたが、後に香辛料全般を指すようになった。

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香辛料

Cumin (クミン)

cumin 読み:くみん
とは、

【名】

概要

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cuminは、セリ科の一年草「Cuminum cyminum」から採れる小さな種子で、独特の香りとわずかに苦味のあるスパイス

インド料理、メキシコ料理、中東料理などで広く使われる。特にカレーやチリ、クスクスなどに欠かせない香辛料

乾燥したクミンシードをそのまま炒めたり、粉末にした「ground cumin」として使用されることが多い。

香りはナッツのようで、土っぽさと柑橘系のようなスパイシーさがある。食欲をそそる香りとして知られている。

語源

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アッカド語 kamūnu「芳香のある種子」が語源。 
ギリシャ語 kyminon → ラテン語 cuminum → 古フランス語 comin を経て、英語 cumin となった。

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種子

Clove (クローブ)

clove 読み:くろーぶ
とは、

【名】

概要

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cloveは、フトモモ科の常緑樹「チョウジノキ」のつぼみを乾燥させた香辛料
肉料理や焼き菓子、ホットワインなどに使われる強い香りと刺激のあるスパイスで、東洋・西洋問わず料理や薬用に用いられてきた。
香りは甘くスパイシーで、少量でも強い風味を持つ。

また、「a clove of garlic」のように、「ニンニク1片」の意味で使われることもあるが、この場合の「clove」はまったく別の語源を持つ。

語源

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ラテン語 clavus「釘」に由来し、形が釘に似ていることから中世フランス語「clou」→英語「clove」へと変化した。

ニンニクの clove「1片」の語源は、古英語「clufu」からで、こちらは植物の「裂けた部分・房」を意味する。

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スパイス