文化・文学
担降り (たんおり)
担降り 読み:タンオリ
とは、
『特定のアイドルやキャラクターなどの「担当」をやめること』
概要
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担降りは、主にアイドルファンの間で使われる俗語で、特定のメンバーや芸能人を「担当(推し)」として応援していたファンが、その人物を応援することをやめることを指す。
理由はさまざまで、活動内容への不満、スキャンダル、ライフスタイルの変化、別の推しへの移行などが挙げられる。
完全にファンをやめる場合もあれば、グループ全体のファンとして残る場合もある。
SNSやファンコミュニティでは「担降り宣言」として使われることも多い。
語源
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「担」は「担当」の略で、アイドル文化において「自分が特に応援しているメンバー」を指す言葉。
「降り」は「降りる」、すなわち「やめる」という意味。
つまり「担当を降りる」という言い回しから生まれた俗語で、現代のアイドルファン文化に根ざした言葉。
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ハーメルンの笛吹き男 (はーめるんのふえふきおとこ)
ハーメルンの笛吹き男 読み:ハーメルンノフエフキオトコ
Der Rattenfänger von Hameln 読み:デアラッテンフェンガーフォンハーメルン
とは、
『ネズミを笛の音で町から追い出した男にその報酬が支払われなかったために、今度は子どもたちを連れ去ってしまったという物語』
概要
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ハーメルンの笛吹き男は、13世紀のドイツ北部の町ハーメルンに伝わる物語に登場する人物である。
1284年、町を荒らしていたネズミを退治するために派手な衣装をまとった笛吹き男が現れ、笛の音でネズミを川に導いて溺れさせた。
しかし、町の人々が約束の報酬を支払わなかったため、男は仕返しとして笛を吹き、今度は町の子どもたちを連れ去って姿を消したとされる。
伝承では130人の子どもたちが戻らなかったとされ、一部の話型では病弱や障害を持つ子どもだけが取り残されたと伝えられている。
この物語は、中世に実際に起きたとされる「子どもの集団失踪事件」を背景にしたものと考えられており、後世では「約束を破ると報いを受ける」「対価を払わずに利益だけを得ようとすると大きな損失を招く」といった教訓的な意味合いでも語られてきた。
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同担拒否 (どうたんきょひ)
同担拒否 読み:ドウタンキョヒ
とは、
『自分と同じ対象を応援しているファンを拒否すること』
概要
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同担拒否とは、アイドル・俳優・声優・アニメキャラクターなど、特定の「推し」がいるファンが、自分と同じ人物やキャラクターを推している他のファン(=同担)との交流を望まず、関わりを避ける態度や考え方を指す。
これは主にオタク文化やファンダムにおいて用いられる言葉であり、SNSのプロフィールや自己紹介で「同担拒否です」と記載されることも多い。
背景には「推しは自分だけのもの」という独占欲や、他ファンとの価値観の衝突を避けたいという心理がある。
語源
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同「同じ」担「担当(推しの意)」拒否「受け入れを断る」。
つまり「同じ推しを担当している人を拒む」という意味から生まれた俗語で、アイドルファンやオタク文化を中心に広まった。
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Bank holiday (バンクホリデー)
bank holiday 読み:ばんくほりでー
とは、
『イギリスやアイルランドにおける、銀行をはじめ社会全体が休業する公休日』
概要
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「バンク・ホリデー」は、イギリスやアイルランドで定められた公休日を指す言葉。
もともとは銀行の休業日を意味していたが、金融機関が休むと取引ができなくなるため、他の多くの企業や商店、学校もこれに倣って休むようになり、社会全体の休日として定着した。
現代では「public holiday(公休日)」とほぼ同じ意味で使われる。
伝統的な宗教行事に基づく祝日(クリスマスやイースターなど)とは別に、月曜日に設定されることが多く、3連休を作ることで国民が余暇を楽しめるように工夫されている。
語源
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1871年に英国で制定された「銀行休日法(Bank Holidays Act)」に由来する。
Bank「銀行」 holiday「休日」という語構成から生まれ、当初は銀行の休業日を意味していたが、やがて国民全体の休日として広がった。
