慣用句
口に上せる (くちにのぼせる)
口に上せる 読み:クチニノボセル
とは、
『話題として言葉に出す』
概要
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「口に上せる」とは、物事を話題にして言葉に出すことを意味する表現。
あまり口に出さないことをわざわざ言う場合や、他人のうわさや評判を話にする場合によく使われる。
日常的な会話よりも文章語ややや改まった表現として用いられる。
例文
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・彼の名前を口に上せる者は、もはやほとんどいなかった。
・そんなことをわざわざ口に上せる必要はない。
語源
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口「発言やことば」上せる「上に出す、持ち出す」という意味。
つまり「口に上せる」は「口に乗せて言葉として外に出す」ことから、「話題にする」という意味に転じたもの。
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踵を返す (きびすをかえす)
踵を返す 読み:きびすをかえす/くびすをかえす
とは、
『方向を反転させて引き返すこと』
『考えや態度を急に変える』
概要
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「踵を返す」とは、立ち去ろうとしたり歩き出した人が、急に方向を変えて元の場所や反対の方向に戻ることを表す言葉。
転じて、考えや態度を急に変えることを指す場合もある。
日常会話よりも文章表現や文学的な表現として用いられることが多い。
例文
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・彼は一度部屋を出たが、思い直して踵を返し、再び戻ってきた。
・非難の声を受けて、政府は踵を返すように方針を変更した。
語源
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「踵」はかかとを意味し、「返す」は方向を逆にすることを表す。
つまり「かかとを反対に向ける=向きを変えて戻る」という動作から生まれた表現。
同義語
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興味津々 (きょうみしんしん)
出しにする (だしにする)
出にする/出しにする/出汁にする 読み:ダシニスル
とは、
『自分のために他のものを利用すること』
概要
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「出しにする」は慣用的な表現で、何かを「表向きの理由」や「口実」として利用し、実際には自分の利益や目的のために使うことを意味する。
多くの場合、否定的なニュアンスを伴い、相手を軽んじて手段化するような場面で用いられる。
例文
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・彼は自分の失敗を、部下の責任を出しにして正当化した。
・環境問題を出しにして、新しい法律を通そうとしている。
語源
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料理用語の「出汁」に由来する。
「出汁」は昆布やかつおぶしなどを煮出して旨味を取るものであり、「材料を利用して旨味を引き出す」という行為から、人や事柄を自分の目的のために利用することを「出しにする」と表現するようになった。
つまり「料理の材料を使って旨味を取ること」と「口実として他人や物事を利用すること」を重ね合わせた比喩表現。