慣用句

一巻の終わり (いっかんのおわり)

一巻の終わり 読み:イッカンノオワリ
とは、

概要

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「一巻の終わり」は、「物事が終わってしまい、もう手遅れである」という意味の表現。

特に、失敗や絶望的な状況に直面したときに使われる。

語源

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一巻の終わり」の語源は、江戸時代の物語本(草双紙)から来ている。物語が一冊ごとに発行されており、一巻が終わると物語が区切られることから、「終わり」を意味するようになった。この表現が転じて、物事が完全に終わり、手遅れの状態を指すようになった。

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板に付く (いたにつく)

板に付く 読み:イタニツク
とは、

語源

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歌舞伎において、歌舞伎役者が舞台での演技が上達してきたとき、特に足の運びや仕草が舞台の床板にしっかりと付いて見えることから、「板に付いている」と表現された。これにより、演技が熟練している様子を示す表現として「板に付く」という言葉が用いられるようになった。

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向になる (むきになる)

ムキになる 読み:ムキニナル
とは、

語源

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「特定の対象に向かう、注目する」という意味から。

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