慣用句

狸寝入り (たぬきねいり)

狸寝入り 読み:タヌキネイリ
とは、

概要

狸寝入りとは、実際には起きているにもかかわらず、気づかれないように眠っているふりをすることを指す言葉である。

都合の悪い状況をやり過ごしたり、相手の様子をうかがったりする場面で用いられる。

例文

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・呼びかけられても、狸寝入りをしてやり過ごした。

・彼は注意されたくなくて、狸寝入りを決め込んでいた。

語源

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「たぬき」寝入り「寝た状態に入ること」で、「狸が人をだます存在として語られてきたことから、だますために寝たふりをする」という意味になったとする説がある。

また、狸は驚くと気絶したように動かなくなることから「寝たふり」に見えたとする説もある。

つまり「狸寝入り」は、意図的に眠っているふりをすることを表す語。

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物議を醸す(ぶつぎをかもす)

物議を醸す 読み:ブツギヲカモス
とは、

概要

物議を醸すとは、ある出来事や発言がきっかけとなって、世間の人々の間でさまざまな意見が生じ、議論や評判が広がることを指す表現である。

単なる注目ではなく、賛否や批判を伴う形で話題となる場合に用いられることが多い。

例文

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・その発言は大きな物議を醸した

・新しい制度が世間で物議を醸している

・彼の行動が業界内で物議を醸した

語源

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物議「世間の人々による議論や評判」醸す「ある状態や雰囲気を徐々に生み出す」で、「議論や評判を次第に生じさせる」という意味から

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物議

醸す

梯子を外す (はしごをはずす)

梯子を外す 読み:ハシゴヲハズス
とは、

概要

梯子を外すとは、相手に期待を持たせたり、ある立場や状況に乗せたりしたあとで、突然支援や前提を取りやめて困らせることを指す言葉である。

もともと頼りにしていた条件や援助がなくなることで、相手が身動きの取れない状態になるような場面で用いられる。

例文

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・計画を進めていたのに、上司に途中で梯子を外された

・協力すると言っていたのに、直前になって梯子を外すのはひどい。

・彼は味方だと思っていたのに、結局梯子を外される形になった。

語源

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梯子「高い所に上るための道具」外す「取り除く」で、「上に登った状態で梯子を取り外す」という意味から。

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鼻持ちならない (はなもちならない)

鼻持ちならない 読み:ハナモチナラナイ
とは、

概要

鼻持ちならないとは、人の態度や振る舞いが非常に不快で、見聞きしていると我慢できないと感じるさまを表す言葉である。

主に、傲慢な態度や自慢げな振る舞いなど、周囲の人に強い不快感を与える人物に対して使われる表現である。

例文

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・彼の自慢話ばかりの態度は、周囲から鼻持ちならないと思われている。

・あの店員の横柄な対応は、客にとって鼻持ちならないものだった。

・彼の上から目線の物言いが鼻持ちならない

語源

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鼻持ち「悪臭などをこらえること、鼻をつまんで耐えること」ならない「できない」で、「悪臭が強く鼻をつまんでも耐えられない」という意味から。
つまり「鼻持ちならない」は、不快で我慢できない様子をたとえた慣用表現。

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地に足がつく (ちにあしがつく)

地に足がつく/地に足が付く 読み:チニアシガツク
とは、

概要

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地に足がつくとは、理想や空想に偏らず、現実の状況や条件を正しく理解したうえで判断・行動できている状態を表す慣用的な言い回しである。

仕事や人生設計、人間関係などにおいて、浮つかず安定した姿勢を評価する文脈で使われる。

精神的な成熟や、現実認識の確かさを肯定的に表す表現として用いられることが多い。

例文

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・彼は若いながらも地に足がついた考え方をしている。

・理想ばかり語らず、地に足をつけて行動することが大切だ。

・事業計画は、もっと地に足がつく内容に見直す必要がある。

地に足がついていない発言は、周囲の信頼を失いやすい。

・夢を持つことは大切だが、地に足をつける姿勢も忘れてはいけない。

語源

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人が立ったり歩いたりする際、足がしっかりと地面についている状態は、転倒せず安定していることを意味する。
この身体的な安定の比喩から、考え方や生き方が現実に即しており、揺らぎがない状態を表す表現として定着した。

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