慣用句
梯子を外す (はしごをはずす)
梯子を外す 読み:ハシゴヲハズス
とは、
『途中で支援や前提を取りやめて相手を困らせること』
概要
梯子を外すとは、相手に期待を持たせたり、ある立場や状況に乗せたりしたあとで、突然支援や前提を取りやめて困らせることを指す言葉である。
もともと頼りにしていた条件や援助がなくなることで、相手が身動きの取れない状態になるような場面で用いられる。
例文
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・計画を進めていたのに、上司に途中で梯子を外された。
・協力すると言っていたのに、直前になって梯子を外すのはひどい。
・彼は味方だと思っていたのに、結局梯子を外される形になった。
語源
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梯子「高い所に上るための道具」外す「取り除く」で、「上に登った状態で梯子を取り外す」という意味から。
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鼻持ちならない (はなもちならない)
鼻持ちならない 読み:ハナモチナラナイ
とは、
『相手の態度や性格が不快で、我慢できないこと』
概要
鼻持ちならないとは、人の態度や振る舞いが非常に不快で、見聞きしていると我慢できないと感じるさまを表す言葉である。
主に、傲慢な態度や自慢げな振る舞いなど、周囲の人に強い不快感を与える人物に対して使われる表現である。
例文
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・彼の自慢話ばかりの態度は、周囲から鼻持ちならないと思われている。
・あの店員の横柄な対応は、客にとって鼻持ちならないものだった。
・彼の上から目線の物言いが鼻持ちならない。
語源
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鼻持ち「悪臭などをこらえること、鼻をつまんで耐えること」ならない「できない」で、「悪臭が強く鼻をつまんでも耐えられない」という意味から。
つまり「鼻持ちならない」は、不快で我慢できない様子をたとえた慣用表現。
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地に足がつく (ちにあしがつく)
地に足がつく/地に足が付く 読み:チニアシガツク
とは、
『考え方や行動が現実的で、浮ついたところがなく着実であるさま』
概要
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地に足がつくとは、理想や空想に偏らず、現実の状況や条件を正しく理解したうえで判断・行動できている状態を表す慣用的な言い回しである。
仕事や人生設計、人間関係などにおいて、浮つかず安定した姿勢を評価する文脈で使われる。
精神的な成熟や、現実認識の確かさを肯定的に表す表現として用いられることが多い。
例文
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・彼は若いながらも地に足がついた考え方をしている。
・理想ばかり語らず、地に足をつけて行動することが大切だ。
・事業計画は、もっと地に足がつく内容に見直す必要がある。
・地に足がついていない発言は、周囲の信頼を失いやすい。
・夢を持つことは大切だが、地に足をつける姿勢も忘れてはいけない。
語源
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人が立ったり歩いたりする際、足がしっかりと地面についている状態は、転倒せず安定していることを意味する。
この身体的な安定の比喩から、考え方や生き方が現実に即しており、揺らぎがない状態を表す表現として定着した。