食・料理

マリネ (まりね)

マリネ 読み:まりね
とは、

概要

詳細≫

マリネとは、肉・魚介類・野菜などの食材を、酢・オリーブオイル・レモン果汁・塩・ハーブ・香辛料などを混ぜた液に一定時間漬け込んだ料理を指す。
風味を加えたり、柔らかくしたり、防腐効果を持たせる目的がある。

日本では「マリネ」は料理名として定着しており、冷製の前菜やサラダとして提供されることが多い。

食材を漬け込んだ状態や調理法自体を含めて「マリネ」と呼ぶが、元々は調理法に由来する言葉である。

ピクルスとマリネの違い

詳細≫

ピクルス” は保存が目的で、長時間漬け込む。

マリネ” は風味付けが目的で、短時間の漬け込みにより食材に風味をつける。

語源

詳細≫

フランス語の動詞 mariner「酢やワイン、油などに漬ける」に由来。
その過去分詞形 mariné(マリネ) が日本語に取り入れられたと考えられる。
フランス語では料理名としては marinade「漬け込み液・漬け込み料理」や poisson mariné「マリネされた魚」などと表現される。
つまり、日本語でいう「マリネ」という名詞は、フランス語では形容詞や調理法の名で表現されており、料理名としてそのまま mariné とは呼ばれない。

同義語

英語: Marinade (マリネード)

関連記事

ピクルス

Pickles (ピクルス)

pickles 読み:ぴくるす
とは、

ピクルスとマリネの違い

詳細≫

ピクルス” は保存が目的で、長時間漬け込む。

マリネ” は風味付けが目的で、短時間の漬け込みにより食材に風味をつける。

語源

詳細≫

中世オランダ語の pekel「塩水」が語源。

関連記事

マリネ

盃 (読み)さかずき

杯/坏 (さかずき)
とは、

関連記事

杯事

Poverello (ポヴェレッロ)

poverello 読み:ぽゔぇれっろ
とは、

イタリア語

料理

語源

詳細≫

イタリア語で、povero「貧しい」-ello「小さいもの」で、「小さな貧しい者」という意味から。

パスタ料理の Poverello は、卵とチーズで手軽に作れることからこの名前が付いた。日本では「貧乏人のパスタ」とも訳される。

関連記事

チーズ

パスタ