chorizo 読み:ちょりそー
とは、
概要
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チョリソーは、スペインやポルトガルを中心に食べられているソーセージの一種。
豚ひき肉にパプリカ(特に甘口〜辛口の燻製パプリカ)・ニンニク・塩などの香辛料を混ぜ、豚腸に詰めて乾燥・熟成させる。
スペインのチョリソーは硬く乾いたタイプが多く、そのままスライスして食べたり、煮込みやパエリアなどの料理に使われる。
一方、メキシコなど中南米では生のままのソフトタイプが主流で、調理して食べる。味もより辛めで、使用される香辛料も異なる。
日本では「辛いソーセージ」のイメージが強いが、本来は甘口〜辛口まで幅広く、地方ごとに特徴がある。
語源
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スペイン語 chorizo の語源は、ラテン語 salsicium「塩漬けのもの・腸詰」にさかのぼる。
この salsicium は、ラテン語動詞 sal「塩」 に由来する。
中世スペイン語の sorisso や soryzo という古形を経て、現代の chorizo に変化した。
つまり、語源的には「塩で味付けされた腸詰」を意味するラテン語が起点である。