政治
中位投票者定理 (ちゅういとうひょうしゃていり)
中位投票者定理 読み:チュウイトウヒョウシャテイリ
Median Voter Theorem 読み:メディアンボーターセオレム
とは、
『多数決制では、最終的に最も真ん中の意見に集約されていくという理論』
概要
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中位投票者定理とは、一次元の政策軸(たとえば「増税か減税か」「右か左か」など)があり、有権者の好みがその軸上で単峰型(それぞれが一番好む点を中心に遠ざかるほど満足度が下がる形)になっている場合、多数決による選挙では「中位投票者(真ん中の意見を持つ人)」の望む政策が必ず勝つ、という政治学・経済学の理論である。
この結果、合理的な候補者や政党は、勝つために自分の主張を中位投票者の位置へ近づけていく傾向が生まれ、最終的に政策が中道寄りに収れんする現象が起こると説明される。
ただし、この定理は「争点が一つだけである」「有権者の好みが単峰型である」「投票が完全に合理的に行われる」など、現実には必ずしも満たされない前提条件の上に成り立っており、複数争点がある場合や感情・イデオロギーが強く働く場合には当てはまらないことも多い。
語源
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中位投票者定理は、英語 Median Voter Theorem の訳語で、median「中央値」voter「投票者」theorem「定理」という構成から。
つまり「有権者の中でちょうど真ん中に位置する人の選好が結果を決めるという定理」という意味で名付けられている。
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政府高官 (せいふこうかん)
政府高官 読み:セイフコウカン
とは、
『政府内で重要な権限や意思決定に関与する高い地位の公職者』
概要
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政府高官とは、政府の中枢で政策決定や行政運営に大きな影響力を持つ高位の公職者を指す総称である。
具体的には、内閣総理大臣、各省の大臣、内閣官房長官・内閣官房副長官、各省庁の事務次官や局長級幹部などが含まれる。
法律上の明確な定義や固定された範囲はなく、報道や文脈によって指す役職は変動する。
特に報道では、発言者を特定しない、あるいは立場をぼかす目的で「政府高官」という表現が用いられることが多く、官房長官や副長官に限って使われる呼称ではない。
語源
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政府「国家の行政を担う統治機構」高官「地位や権限の高い官職にある人物」という語の組み合わせによる。つまり「政府に属する、高い地位の官職者」を意味する表現で、主に政治・行政・報道の文脈で用いられる。
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左派 (さは)
左派 読み:さは
とは、
『政治的立場や思想において、革新的、あるいは現状の社会構造の変革を志向する側に位置する勢力や個人』
概要
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左派とは、政治や社会のあり方について、既存の制度や価値観を見直し、より平等で公正な社会の実現を目指す立場を指す語である。
福祉の充実、格差の是正、個人の権利拡大などを重視する思想や政策と結び付けられることが多い。
左派とされる立場の中には、穏健な改革志向から、急進的な社会変革を求める思想まで幅があり、文脈によっては「左翼」と近い意味で用いられることもあれば、より広く革新系全体を指す中立的な分類語として使われることもある。
例文
語源
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「左翼」と同様、フランス革命期の国民議会における座席配置に由来する。
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右派 (うは)
右派 読み:ウハ
とは、
『政治的立場や思想において、保守的、あるいは現状維持を重視する側に位置する勢力や個人』
概要
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右派とは、政治や社会のあり方について、急激な変革よりも現行制度や歴史的に形成された価値観の維持・継承を重視する立場を指す語である。
一般に、国家の安定、伝統文化の尊重、秩序や規範の維持を重要視する思想や政策と結び付けられることが多い。
ただし、右派の内容は一様ではなく、穏健な保守から強い国家主義的傾向を持つ立場まで幅があり、文脈によっては「右翼」とほぼ同義的に用いられる場合もあれば、より広く保守系全体を指す中立的な分類語として使われる場合もある。
例文
語源
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「右翼」と同様、フランス革命期の国民議会における座席配置に由来する。