陣笠議員 読み:ジンガサギイン
とは、
『政党の指示に従うだけで主体的な発言をほとんど行わない議員』
概要
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陣笠議員とは、議会において目立った発言や政策提案を行わず、党内の上層部や有力議員の方針に従って議決に参加するだけの存在と見なされる議員を指す言葉。
多くの場合、国会議員の中でも新人や影響力の小さな議員が対象で、政治的発言権が弱い立場を批判的・比喩的に表現した語として用いられる。
語源
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戦場で下級兵士がかぶった「陣笠」の存在に由来する。
陣笠は戦闘で頭を守る最低限の装備であり、身分の低い兵士の象徴とされた。
そこから、議会内における下位の立場の議員を指して「陣笠議員」と呼ぶようになった。