生物学

Amylase (アミラーゼ)

amylase 読み:あみらーぜ
とは、

概要

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アミラーゼとは、主に唾液や膵液に含まれる酵素で、でんぷんなどの多糖類を分解して糖にする働きを持つ。

特に唾液に含まれる「唾液アミラーゼ」は、食べ物を咀嚼することで分泌が促され、消化の初期段階で重要な役割を果たす。よく噛むことで唾液とアミラーゼの量が増え、でんぷんの分解がスムーズになり、消化吸収を助ける。

人間の体内には唾液アミラーゼと膵アミラーゼがある。

語源

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ギリシャ語の amylon「でんぷん」に、-ase「酵素を表す接尾辞」がついたもの。

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酵素

マリモ (まりも)

マリモ/毬藻 読み:まりも
とは、

概要

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マリモは、湖の底などに生息する淡水性の緑藻の一種で、特に球状に成長することで知られている。

藻の集合体が水流によって回転しながら成長し、自然に丸い形を作る。

日本では北海道の阿寒湖のマリモが有名で、国の特別天然記念物に指定されている。

語源

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「まるいもの」という意味で、球状の藻を意味する。

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淡水

緑藻

藻類 (そうるい)

藻類 読み:ソウルイ
とは、

概要

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藻類は、海や淡水などの水中を中心に生息し、多くは光合成を行って生きている。ただし、一部には光合成をせずに他の生物を捕食するものも存在する。

単細胞の微細なものから、コンブワカメのような大型のものまで幅広く、緑藻・紅藻・褐藻・珪藻などに分類される。

植物とは異なり、根・茎・葉の区別がないものが多い。

語源

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「水中に生える植物」という意味から。

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コンブ

ワカメ

緑藻植物 (りょくそうしょくぶつ)

緑藻植物 読み:リョクソウショクブツ
緑藻 読み:リョクソウ
とは、

概要

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緑藻は、葉緑体を持ち光合成を行う藻類の一群で、淡水や海水などさまざまな環境に生息する。

単細胞から多細胞のものまで幅広く、クロレラやアオサなどが代表的。植

物の祖先とされるグループでもあり、光合成によって酸素を放出する重要な存在。

語源

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「みどり」「水中に生える植物」という意味から。

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藻類

腸内フローラ (ちょうないふろーら)

腸内フローラ 読み:チョウナイフローラ
とは、

概要

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腸内フローラとは、腸内に生息する数百種類、数兆個の細菌の集まりを指す。

これらの細菌は消化や免疫機能、栄養の吸収に重要な役割を果たしており、善玉菌ビフィズス菌乳酸菌)と悪玉菌、さらには中立的な細菌が共存している。

腸内フローラのバランスが崩れると、消化不良や免疫力の低下、便通の問題などが生じることがある。

食生活や生活習慣が腸内フローラに影響を与えるため、健康を維持するためには腸内環境を整えることが重要。

語源

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ラテン語で flora「植物群」という意味で、腸内に広がる細菌群が植物のように広がっていることに由来している。

同義語

腸内フロラ (ちょうないふろら)

gut microbiota (ガットマイクロバイオータ)

gut flora (ガットフローラ)

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