歴史

鏑矢 (かぶらや)

鏑矢/蕪矢 読み:カブラヤ
とは、

概要

鏑矢とは、矢の先端(矢尻の根元)に「鏑(かぶら)」と呼ばれる木製や角製の中空の部材を取り付けた矢を指す言葉である。

放たれると、鏑に開けられた穴に風が通ることで「ヒュー」という高い風切り音(矢鳴り)を発する。

日本では古くから戦いや儀式で用いられ、戦闘開始の合図や威嚇、神事などの目的で射られた。特に武士の戦では、開戦を告げる「鏑矢を放つ」という慣習が知られている。

現在でも流鏑馬や神社の神事などで使用されることがあり、日本の伝統的な弓術や武家文化を象徴する道具の一つとなっている

語源

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「矢に取り付けて音を鳴らすための中空の部品」「や」から成る。つまり「鏑を付けた矢」を意味する言葉である。

なお、「かぶら」の語源については諸説あるが、音が響く様子に由来するとする説や、蕪(かぶ)のように丸くふくらんだ形に由来するとする説が知られている。

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サイクス・ピコ協定 (さいくすぴこきょうてい)

Sykes-Picot Agreement 読み:サイクスピコアグリーメント
サイクス・ピコ協定 読み:サイクスピコキョウテイ
とは、

概要

サイクス・ピコ協定とは、1916年にイギリスとフランスを中心として締結された秘密協定を指す言葉である。
ロシア帝国もこれに同意しており、第一次世界大戦後のオスマン帝国領の分割と勢力圏の配分について取り決めが行われた。

この協定では、現在のシリア、イラク、レバノン、パレスチナ周辺などの地域をイギリスとフランスがそれぞれ管理・影響下に置く構想が示された。
しかし、同時期にイギリスはアラブ側に対して独立支援を示唆するフサイン・マクマホン協定を進めており、後のバルフォア宣言とあわせて外交上の矛盾が問題視されることとなった。

1917年のロシア革命後、新たに成立したソビエト政権が秘密外交の実態を公表したことで協定の存在が世界に知られるようになった。

サイクス・ピコ協定は、その後の中東の国境線や政治情勢に大きな影響を与えた出来事として知られている。

語源

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協定の交渉を担当したイギリスの外交官マーク・サイクスと、フランスの外交官フランソワ・ジョルジュ=ピコの姓に由来する。
つまり「サイクスとピコによる協定」という意味で名付けられた。

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釣り野伏せ (つりのぶせ)

釣り野伏せ/釣り野伏/釣野伏 読み:ツリノブセ
とは、

概要

釣り野伏せとは、戦いの際に一部の兵がわざと敗走・退却するふりをして敵を追撃へ誘い込み、あらかじめ周囲へ潜ませていた伏兵によって側面や背後から一斉攻撃を行う戦法を指す言葉である。

敵の油断や深追いを利用する奇襲戦術の一種であり、戦国時代の日本で広く知られる。

特に 島津義弘 を中心とする 島津氏 の戦術として有名で、木崎原の戦い などで語られることが多い。

語源

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釣り「相手を誘い出すこと」野伏せ「野に伏せて待ち伏せすること」から成る語。つまり「敵を誘い込み、待ち伏せした兵で攻撃する戦法」を意味する。

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ピュロスの勝利 (ぴゅろすのしょうり)

Pyrrhic victory 読み:ピリックヴィクトリー
ピュロスの勝利 読み:ピュロスノショウリ
とは、

概要

ピュロスの勝利とは、勝利はしたものの、その過程で被った損害や犠牲が大きすぎて、結果的に利益や意味を失うような勝利を指す表現である。

軍事的勝利や競争において特に用いられ、長期的には敗北と同等の結果をもたらす状況を表す。

語源

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古代ギリシャのエペイロス王ピュロス(ピュロス1世)に由来する逸話から。「ピュロスの勝利」と呼ばれる戦いで、多大な損害を出しながら勝利したことにちなむ。
Pyrrhicは「ピュロスに由来する」という意味の形容詞で、「ピュロス王の・ピュロスに関する」という意味を持つ語。

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石器時代 (せっきじだい)

石器時代 読み:セッキジダイ
Stone Age 読み:ストーン・エイジ
とは、

概要

石器時代とは、人類が道具として主に石を加工した石器を使用していた時代を指す言葉である。

金属器が普及する以前の時代区分であり、狩猟や採集を中心とした生活が営まれていた。

時代は旧石器時代(Paleolithic)・中石器時代(Mesolithic)・新石器時代(Neolithic)に区分される。

語源

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石器「石で作られた道具」で、「石の道具が使われていた時代」という意味から。

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