原人 読み:ゲンジン
とは、
『猿人と現生人類の中間にあたる化石人類』
概要
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原人とは、人類の進化の段階において、猿人(アウストラロピテクスなど)と現生人類(ホモ・サピエンス)の中間に位置づけられる化石人類である。
代表的な原人には、「ジャワ原人」や「北京原人」などがあり、いずれも現在では「ホモ・エレクトス」に分類されている。
原人は直立二足歩行を行い、石器を使い、火を扱ったと考えられている。脳容量は平均すると900〜1100cc程度で、猿人より大きく、現代人よりはやや小さい。
語源
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「原人」という言葉は、「原始的な人類」を意味し、「原」は「はじまり」「もと」を表す漢字。「人」はそのまま「人類」を指し、進化の初期段階にある人類を表現する日本語の用語である。