Pithecanthropus erectus (ピテカントロプスエレクトス)

pithecanthropus erectus 読み:ぴてかんとろぷすえれくとす
ジャワ原人 読み:じゃわげんじん
とは、

概要

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ピテカントロプス・エレクトス は、19世紀末にオランダ人医師・人類学者のユージン・デュボアがジャワ島(現在のインドネシア)で発見した化石人類に付けた学名である。
発見当初は「猿(ピテコス)と人(アントロポス)の中間的存在」とされ、大きな注目を集めた。

その後の研究により、この化石人類はホモ属に属する初期の原人であると判断され、現在では「ホモ・エレクトス」という分類名が一般に用いられている。
つまり、ピテカントロプス・エレクトス は 現在のホモ・エレクトスの古い呼称であり、特に「ジャワ原人」を指す際に使われていた。

語源

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Pithecanthropus」は、ギリシャ語の「猿(ピテコス)」と「人間(アントロポス)」を組み合わせた言葉で、「猿人間」という意味になる。
erectus」はラテン語で「直立した」を意味し、全体として「直立する猿人間」という意味を持つ名前である。

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