歴史

ピュロスの勝利 (ぴゅろすのしょうり)

Pyrrhic victory 読み:ピリックヴィクトリー
ピュロスの勝利 読み:ピュロスノショウリ
とは、

概要

ピュロスの勝利とは、勝利はしたものの、その過程で被った損害や犠牲が大きすぎて、結果的に利益や意味を失うような勝利を指す表現である。

軍事的勝利や競争において特に用いられ、長期的には敗北と同等の結果をもたらす状況を表す。

語源

詳細≫

古代ギリシャのエペイロス王ピュロス(ピュロス1世)に由来する逸話から。「ピュロスの勝利」と呼ばれる戦いで、多大な損害を出しながら勝利したことにちなむ。
Pyrrhicは「ピュロスに由来する」という意味の形容詞で、「ピュロス王の・ピュロスに関する」という意味を持つ語。

関連記事

石器時代 (せっきじだい)

石器時代 読み:セッキジダイ
Stone Age 読み:ストーン・エイジ
とは、

概要

石器時代とは、人類が道具として主に石を加工した石器を使用していた時代を指す言葉である。

金属器が普及する以前の時代区分であり、狩猟や採集を中心とした生活が営まれていた。

時代は旧石器時代(Paleolithic)・中石器時代(Mesolithic)・新石器時代(Neolithic)に区分される。

語源

詳細≫

石器「石で作られた道具」で、「石の道具が使われていた時代」という意味から。

関連記事

五稜郭 (ごりょうかく)

五稜郭 読み:ゴリョウカク
とは、

概要

五稜郭とは、五つの突き出した角(稜堡)を持つ星形の構造をした西洋式の城郭を指す言葉である。

日本では幕末に蝦夷地(現在の北海道)防衛のため、江戸幕府の行政機関である箱館奉行所を防衛する施設として築かれた城郭が特に有名である。

星形の外郭によって死角を減らし、防御力を高める構造になっている。

築造中は「亀田役所土塁」または「亀田御役所土塁」とも呼ばれ、周辺が湿地でネコヤナギなどの柳が多く生えていたことから「柳野城」という別名もある。

語源

詳細≫

」は数の五を意味し、「」は角や突き出た部分を意味し、「」は城や囲いを意味する。
つまり「五稜郭」は「五つの突角を持つ城郭」という意味の名称である。

同義語

亀田役所土塁 (かめだやくしょどるい)

亀田御役所土塁 (かめだおんやくしょどるい)

柳野城 (やなぎのじょう)

関連記事

城郭

大番頭 (おおばんがしら)

大番頭 読み:おおばんがしら/おおばんとう
とは、

概要

詳細≫

大番頭は、江戸時代から近代にかけての商家において置かれた役職で、番頭の中でも最も地位が高く、主人(家主)に次ぐ立場として店の経営実務を担った存在を指す。

帳簿管理や取引先との交渉、人事の統括、奉公人の指揮監督など、家業運営の中枢を担い、主人が不在の場合には事実上の経営代理人として振る舞うこともあった。

長年の奉公と実績によって昇進する場合が多く、商家内部の秩序や信頼関係を象徴する役職でもあった。

語源

詳細≫

「おお、最上位の」番頭商家で実務や奉公人を取りまとめる役職」という意味から成り、つまり「番頭の中で最上位に立つ者」を表す語。

関連記事

番頭

番頭 (ばんとう)

番頭 読み:ばんとう/ばんがしら
とは、

概要

詳細≫

番頭は、主に江戸時代以降の商家において、主人の代理として店の経営実務を担った重要な役職を指す語である。

奉公人の中でも最上位に位置し、金銭管理、仕入れ、帳簿の管理、番頭会議の統率、若い奉公人の指導など、店の運営に関わる中核的な業務を一手に引き受けた。

単なる従業員ではなく、長年の奉公によって信頼を得た人物が任される立場であり、主人不在時には事実上の経営責任者として振る舞うことも多かった。

近代以降は商家制度の衰退とともに実態としての番頭は減少したが、現在でも比喩的に「現場を仕切る人物」や「実務の中心人物」を指して用いられることがある。

語源

詳細≫

番「持ち場を見張る、役割を受け持つ」頭「長、かしら」という意味から成り、店の中で一定の持ち場や役目を統括する責任者を指した語である。つまり番頭とは、商家において実務の現場を預かり、奉公人たちをまとめる役職名として成立した言葉である。

関連記事

商家