財閥 読み:ザイバツ
とは、
『富豪一族を権力の中心とする企業』
概要
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財閥とは、個人または一族が所有する資本をもとに、銀行・製造業・商社など複数の事業を統括・支配する企業グループのことを指す。
日本では明治期から第二次世界大戦後まで、三井、三菱、住友などの大規模な財閥が経済の中心的役割を果たした。
戦後の財閥解体政策により、これらの企業集団は再編され、今日では「企業グループ」として存続している場合が多い。
語源・起源
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財「資産、富」閥「勢力、派閥」の組み合わせで、つまり「資産を基盤に形成された強大な経済勢力」を表す言葉。
起源としては、明治中期の甲州財閥が始まりといわれており、 甲州出身の事業家たちが結託して、経済界を席巻したことを意味した。
時代の流れとともに、ひとつの一族を権力の中心とする企業に使用されるようになった。