減反 (げんたん)

減反 読み:ゲンタン
とは、

概要

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減反とは、主にコメなどの農作物について、政府行政が生産過剰を抑えるために、農家に対して作付面積を減らすよう求める政策、またはその実施を指す言葉。

特に日本においては、1970年から始まった「減反政策」により、コメの生産調整として全国の農家が田んぼの一部でコメを作らないことが奨励された。

転じて、生産量を意図的に減らす行為一般を指す場合もある。

語源

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「減らす」「面積の単位」という意味から。
つまり「作付面積を減らす」という意味からできた複合語。
行政用語として使われたことがきっかけで広く知られるようになった。

同義語

減段 (げんたん)

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term (ターム)

term 読み:たーむ
とは、

【名】

概要

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term は、文脈によって意味が変わる英単語。
一般的には「専門的な言葉」を指し、特定の分野や業界で使われる用語として用いられる。
また、学校などで使う「学期」や、契約書などに出てくる「条件・条項」という意味もある。
例文では、「technical term(専門用語)」「spring term(春学期)」「terms and conditions(契約条件)」などの形で使われる。

語源

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ラテン語 terminus(終点・境界)が語源。
元々は「限界」や「区切り」といった意味で、それが以下のように派生した。

・『期間、学期』→ 時間的な区切り
・『条件、条項』→ 契約などにおける明確な範囲・制限
・『専門用語』→ 意味が定義によって明確に区切られた語という考え方に由来

つまり、「専門用語」の意味も「区切られた意味を持つ語」という観点から語源的にはつながっている。すべての意味に共通して「明確な区切り」や「限定性」があるのがポイント。

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条項

CFIUS (シフィウス)

Committee on Foreign Investment in the United States 読み:コミッティーオンフォーリンインべストメントインザユナイテッドステイツ
CFIUS 読み:シフィウス
対米外国投資委員会 読み:たいべいがいこくとうしいいんかい
とは、

概要

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CFIUSとは、アメリカ合衆国内における外国からの投資や買収が国家安全保障に悪影響を及ぼす可能性があるかどうかを審査・監視する政府の委員会。

主に外国企業によるアメリカ企業の買収・合併などに対して、情報漏洩・軍事技術流出・重要インフラへのアクセスといったリスクがないかを精査する。

必要に応じて取引の中止や修正を命じる権限も持つ。財務省を中心に、国防総省・国土安全保障省・商務省など複数の省庁が関与している。

語源

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Committee on Foreign Investment in the United States」は、「アメリカ合衆国における外国投資に関する委員会」という意味の正式名称で、1975年に大統領令によって設立された政府機関の名称がそのまま使われている。
名称自体は、役割(外国投資の審査)をそのまま表す記述的な命名であり、略称「CFIUS」はこの正式名称の各単語の頭文字を取ったもの。

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投資

Hot dog (ホットドッグ)

hot dog 読み:ほっとどっぐ
とは、

概要

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ホットドッグとは、細長いパンに焼いたソーセージを挟み、ケチャップやマスタードなどをかけて食べる料理のこと。

アメリカ発祥の軽食で、屋台やイベント、野球場などで提供される定番のファストフード。

ソーセージの代わりにベーコンやチリビーンズなどを挟むバリエーションもある。

語源

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hot」は温かい料理であることに由来し、「dog」は当時ソーセージを指す俗語。
これは、ソーセージの見た目がダックスフントに似ていたことや、「ソーセージに犬の肉が使われている」という都市伝説が背景にある。

実際、19〜20世紀のドイツの一部地域では犬肉を食用にしており、ソーセージに含まれていた例もあったとされる。

こうした事情から、ソーセージdogという表現が広まり、「hot dog」という名が定着した。

同義語

ホットドック

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ソーセージ

Gerrymander (ゲリマンダー)

gerrymander 読み:ジェリーマンダー/ゲリマンダー
とは、

【名】

【動】

概要

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Gerrymander は、特定の政党や候補者が有利になるように、選挙区の境界を意図的に操作・変更する行為を指す。
民主主義の公平性を損なう行為として批判されることが多い。

名詞として「不公平な区割り」を表し、動詞として「区割りを操作する」という意味で使われる。

たとえば、ある党に有利な形で地図を引き直すことで、実際の得票率とはかけ離れた議席数になることがある。

語源

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アメリカの政治家 Elbridge Gerry(エルブリッジ・ゲリー)が、1812年にマサチューセッツ州知事として自党に有利な区割りを行ったことが由来。
その際の選挙区が salamander「サンショウウオ」に似ていたため、「Gerry」と「salamander」を組み合わせて「Gerrymander」という造語が生まれた。

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選挙区