Aパート (えーぱーと)

Aパート 読み:エーパート
とは、

概要

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Aパートとは、テレビ番組やアニメなどの構成において、本編の前半部分を指す言葉。

通常、オープニングのあとから始まり、CMに入るまでの区切りがAパートとされる。

番組の内容によっては、アバンタイトルを経てからAパートに入る場合もある。

特にアニメやドラマなど、明確な構成を持つ映像作品で使われる用語であり、対になる後半部分は「Bパート」と呼ばれる。

語源

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A」は英語のアルファベット順で最初の文字であることから「前半」を意味し、「パート」は英語の “part”「部分・区分」のこと。
つまり「Aパート」は「前半の区切り(構成部分)」を意味する言葉。
制作現場で使われる業界用語であり、日本のテレビやアニメの制作文脈に特有の言葉として定着している。

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アバンタイトル

Bパート

part

アバン (あばん)

avant-title 読み:アバンタイトル/アヴァンタイトル
アバン 読み:あばん
とは、

概要

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アバンタイトルとは、テレビ番組やアニメ、ドラマなどで本編が始まる前に流される導入部分を指す言葉。

多くの場合、オープニング映像の前に配置され、物語の背景や状況の提示、緊迫した場面、視聴者の興味を引く要素などが描かれる。

このパートによって、視聴者は物語の導入を理解しやすくなり、自然に本編へと引き込まれる。

語源

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アバンタイトル」という言葉は、日本で作られた和製の専門用語である。
アバン」はフランス語で「前」を意味する「avant」に由来し、「タイトル」は英語の「title(題名)」をカタカナ表記にしたもの。
この二語を組み合わせることで、「タイトルの前にあるもの」という意味となり、本編の始まりよりも前に流れる導入部分を表す言葉として定着した。
テレビ業界や映像制作の現場で広く用いられている。

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グルタミン酸 (ぐるたみんさん)

Glutamic acid 読み:グルタミックアシッド
グルタミン酸 読み:グルタミンサン
とは、

概要

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グルタミン酸は、人体や多くの生物の体内に広く存在するアミノ酸の一つで、たんぱく質を構成する成分として重要な役割を果たす。

体内で合成可能な「非必須アミノ酸」に分類され、主に神経伝達物質として脳内で働いたり、エネルギー代謝に関与したりする。

また、昆布などに含まれる天然のうま味成分としても知られ、食品添加物として使われる場合は「グルタミン酸ナトリウム(MSG)」の形で利用される。

食品分野では「うま味」の代表的な物質として認知されており、味覚の基本要素のひとつ(甘味・塩味・酸味・苦味・うま味)の構成要素にもなっている。

グルタミン酸そのものは無色結晶で、水に溶けやすく、酸味とうま味を併せ持つ性質がある。

また、イノシン酸やグアニル酸などの他のうま味成分と組み合わせることで、うま味が相乗的に強まる性質がある。

語源

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gluten「小麦たんぱく)」から派生した言葉。19世紀に小麦グルテンを加水分解して得られた成分として発見されたことにちなむ。「acid」は「酸」を意味し、「グルテン由来の酸性物質」という意味合いがある。のちにアミノ酸の一種であることが解明され、化学や栄養学、食品科学など多分野で用いられる用語となった。

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gluten

アミノ酸

イノシン酸

Glutamine (グルタミン)

glutamine 読み:ぐるたみん
とは、

概要

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グルタミンは、たんぱく質を構成するアミノ酸の一種で、体内で自然に合成される「非必須アミノ酸」に分類される。

筋肉、血液、臓器などに多く存在し、主に免疫機能の維持、消化管の保護、筋肉の修復、エネルギー供給などに関与している。

ストレスや疾患、激しい運動などで消費量が増えると、一時的に不足することがあるため、栄養補助食品として摂取されることもある。

また、体内ではグルタミン酸から合成され、逆にグルタミン酸へと変換される可逆的な関係がある。

脳や腸、腎臓などでも重要な役割を果たし、生理学的にきわめて重要なアミノ酸のひとつ。

語源

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glutamine」は、アミノ酸「グルタミン酸(glutamic acid)」から派生した名称。グルタミン酸にアンモニアが結合した構造を持つため、その誘導体として「glutamine」と名付けられた。語尾の「-ine」は、化学においてアミノ酸やアルカロイド類を表す語尾。語源的には「gluten」に由来し、もともと小麦タンパクの加水分解によって得られた成分として発見された。

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gluten

Kocher (コッヘル)

Kocher 読み:こっへる
とは、

【名】

概要

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コッヘルは、登山やキャンプなどのアウトドア活動において使われる携帯用の小型コンロを指すドイツ語。

一般にはガス、アルコール、固形燃料などを使って火を起こし、簡単な調理を行うための器具を意味する。

語としては広義に「携帯用調理器具全般」を指すこともあるが、特に小型ストーブの意味で使われることが多い。

例文

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・Beim Zelten benutze ich immer meinen kleinen Kocher.
 キャンプではいつも自分の小さなコッヘルを使っている。

・Der Kocher funktioniert mit Gaskartuschen und ist sehr leicht.
 このコッヘルはガスカートリッジで作動し、とても軽い。

語源

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ドイツ語の kochen「調理する、煮る」という動詞に由来し、「煮炊きするためのもの」という意味。名詞としては「調理器具」「ストーブ」を指す語であり、日常生活でも台所のコンロを表す場合がある。登山や軍隊の文脈では、持ち運び可能な簡易型コンロの意味で使われるようになった。日本では戦後に登山文化と共に取り入れられた外来語。

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