Jambalaya (ジャンバラヤ)

jambalaya 読み:じゃんばらや
とは、

『アメリカ南部の炊き込み料理』

概要

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ジャンバラヤとは、アメリカ・ルイジアナ州を中心とした南部で食べられている米料理。
チキンやソーセージ、エビなどの肉類・魚介類に加え、ピーマン、タマネギ、セロリなどの野菜を炒め、スパイスとともに米と煮込んで作る。

ケイジャン料理やクレオール料理として知られ、スパイシーで旨味のある味わいが特徴。パエリアに似ているが、トマトを使うかどうかでスタイルが分かれる(クレオール風はトマト入り、ケイジャン風はトマトなし)。

語源

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南フランスの方言プロヴァンス語の jambalaia に由来するとされ、「混ぜご飯」や「ごちゃまぜ料理」を意味すると言われている。ただし正確な語源には諸説あり、スペインの「パエリア」や西アフリカの米料理の影響も受けていると考えられている。

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クレオール料理

【名/形】Creole (読み)クレオール

【名/形】creole (クリオール)
とは、

【名】

『ヨーロッパ系、アフリカ系、あるいはその他の人種が混じった人々』

『クレオール人』

【形】

『クレオール人の』

語源

ポルトガル語が語源で、16世紀のポルトガルの植民地において、ポルトガル人とアフリカ人の間に生まれた子供を “crioulo” と呼んだことから。

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Cuisine (クイジン)

cuisine 読み:クイジン/クイジーン
とは、

【名】

『料理、料理法』

概要

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cuisine は英語で、料理全般や調理方法を意味する言葉。特に、フランス料理・中華料理・和食など、国や地域に特有の料理様式を表すときによく使われる。
たとえば “French cuisine” は「フランス料理」、「Japanese cuisine” は「和食」を意味する。

日常的な「meal(食事)」よりも、料理文化や技術を含む、やや格式ばった表現。

語源

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フランス語 cuisine「台所・料理」が語源。これはラテン語 coquina「料理」に由来し、さらにその元は動詞 coquere「調理する」から来ている。
英語ではフランス語からの借用語として使われるようになった。

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Orchestra (オーケストラ)

orchestra 読み:おーけすとら
とは、

『音楽を演奏するための大規模な楽団』

概要

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orchestraとは、弦楽器、管楽器、打楽器などを組み合わせた大規模な合奏団のこと。

交響楽団(シンフォニーオーケストラ)をはじめ、室内オーケストラやフィルハーモニーオーケストラなど、さまざまな形態がある。

主にクラシック音楽を演奏するが、映画音楽やポップス、ジャズなども手がける。

指揮者が全体を統率し、楽器の特性を生かした豊かな音楽表現が特徴。

語源

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ギリシャ語の orkhēstra に由来し、これは古代ギリシャ劇場の舞台と観客席の間にある半円形の空間を指す。合唱隊や楽器奏者が演奏を行う場であったことから、後に「合奏団」を意味するようになった。ラテン語を経て英語の「orchestra」となり、現在の意味で定着した。

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