医学
見脈/検脈 (けんみゃく)
見脈/検脈 読み:ケンミャク
とは、
『脈拍を測定して心臓や血管の状態を確認すること』
概要
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検脈とは、手首や首などで脈拍を触れて測定し、心臓の拍動やリズム、強さを確認すること。
医療現場では心拍数や不整脈の有無を調べる際に用いられる。基本的な健康状態を把握するための重要な診察方法の一つ。
語源
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見脈の語源は、見「観察する」と、脈「脈拍」を組み合わせたもので、東洋医学において脈を観察して健康状態を診断する行為を指す言葉。明治時代以降、西洋医学が日本で広まる中で、検「調べる」を組み合わせた検脈という用語が近代医学の診察法を反映した形で普及し、標準的な医療用語として定着した。