医学

IgG4関連疾患 (あいじーじーふぉーかんれんしっかん)

IgG4-related disease 読み:アイジージーフォーリレイテッドディジーズ
IgG4関連疾患 読み:アイジージーフォーカンレンシッカン
とは、

概要

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IgG4関連疾患は、血液中のIgG4という免疫グロブリン(抗体)の濃度が異常に高くなり、膵臓、涙腺、唾液腺、腎臓リンパ節など様々な臓器に慢性的な炎症や腫れを引き起こす病気。

進行すると組織が線維化し、臓器の機能が低下することもある。

治療にはステロイドが用いられる。

語源

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IgG4」は免疫グロブリンG(IgG)のサブクラスの一つであり、これが関与する疾患であることからこの名称がついた。

同義語

IgG4-RD (アイジージーフォーアールディ)

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ステロイド

GI値 (じーあいち)

Glycemic index 読み:グリセミックインデックス
GI値 読み:ジーアイチ
とは、

概要

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GI値は、食品が体内で糖に変わり、血糖値をどれだけ上昇させるかを数値化したもの。

ブドウ糖を100として基準とし、高GI(70以上)、中GI(56〜69)、低GI(55以下)に分類される。

低GIの食品ほど血糖値の上昇が緩やかで、健康管理やダイエットに適している。

語源

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Glycemic「血糖に関する」Index「指数」という意味から。

同義語

グリセミック指数 (ぐりせみっくしすう)

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Index

吸啜反射 (きゅうてつはんしゃ)

吸啜反射 読み:キュウテツハンシャ/キュウセツハンシャ
とは、

概要

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吸啜反射は、新生児が口に触れたものを反射的に吸う生理的な反応で、母乳やミルクを飲むために必要な本能的な動作。

通常、生後数か月で消失し、成長とともに自発的な飲み込みに移行する。

語源

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「吸う」「すする」という意味から。

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陳皮 (ちんぴ)

陳皮 読み:チンピ
とは、

概要

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陳皮はミカンの皮を乾燥させた生薬で、漢方や料理に使われる。

消化を助けたり、咳を鎮めたりする効果があるとされる。

独特の香りとほのかな苦みが特徴で、お茶や煮込み料理の風味付けにも利用される。

語源

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「古い」「かわ」で、「古い皮」という意味から。長期間保存すると薬効が増すことから、この名前がついた。

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心房細動 (しんぼうさいどう)

心房細動 読み:シンボウサイドウ
とは、

概要

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心房細動は、心房がけいれんのように不規則かつ高速に興奮し、正常な収縮ができなくなることで、心拍が乱れる不整脈の一種。

この状態では、心房が血液を効率的に心室に送り出せなくなるため、動悸や疲労感を引き起こすほか、血流の停滞による血栓形成や脳梗塞のリスクが高まる。

語源

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心房「心臓の上部の部屋」細動「小さく不規則に動くこと」から成る医学用語。

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心房