医学
ヘニパウイルス感染症 (へにぱういるすかんせんしょう)
ヘニパウイルス感染症 読み:ヘニパウイルスカンセンショウ
とは、
『重い呼吸器症状や脳炎を起こす人獣共通感染症』
概要
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ヘニパウイルス感染症は、パラミクソウイルス科ヘニパウイルス属(Henipavirus)に属するウイルスによって引き起こされる感染症の総称である。
主にコウモリ(オオコウモリ類)を自然宿主とし、動物から人へ、また一部では人から人へも感染する。
代表的なものにニパウイルス感染症やヘンドラウイルス感染症があり、発熱、頭痛、呼吸器症状、脳炎などを引き起こす。
致死率が高い例も多く、流行地域では公衆衛生上の重要な課題とされている。
現在のところ、特異的な治療法や広く実用化されたワクチンは限られており、感染予防と早期対応が重視される。
語源
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Henipavirus(ヘニパウイルス)は、最初に確認されたHendra(ヘンドラ)ウイルスとNipah(ニパ)ウイルスの名称を組み合わせて名付けられたウイルス属名である。
これに由来し、「ヘニパウイルス感染症」は同属ウイルスによる感染症を包括的に指す呼称として用いられている。
同義語
Henipavirus infection (ヘニパウイルスインフェクション)
Henipavirus diseases (ヘニパウイルスディジーズ)
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OTC (オーティーシー)
Over The Counter 読み:オーバーザカウンター
OTC 読み:おーてぃーしー
とは、
医薬品
『処方箋なしに購入できる医薬品』
金融
『店頭取引』
概要
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OTCは、医薬品や金融商品の分野で異なる意味を持つ用語である。
医薬品では、薬局で処方箋なしに販売される薬を指し、一般用医薬品(市販薬)とほぼ同義で用いられる。
金融分野では、証券取引所を通さずに直接取引される株式や債券、デリバティブ商品などを指す。
いずれの分野でも「公式の取引所や処方の必要がない」という点が共通の概念である。
日本語圏では医薬品分野で使われる場合が多く、金融分野では専門的な文脈に限定される。
語源
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Over「〜の上に」The Counter「カウンター(受付・売り場)」という意味から成り、「店頭のカウンター越しに取引や販売を行うこと」を表す。
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Vaccine Hesitancy (ワクチンヘジタンシー)
vaccine hesitancy 読み:ヴァクシーンヘジタンシー/ワクチンヘジタンシー
とは、
『ワクチン接種が可能にもかかわらず、接種を遅らせたり拒否したりすること』
概要
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Vaccine Hesitancy(ワクチン・ヘジタンシー)とは、ワクチンが利用可能な状況においても、人々が接種を即座に受け入れず、様子見をしたり、接種を控えたりする心理的・社会的な傾向を指す語である。
この態度は、ワクチンの安全性や有効性への疑問、副反応への懸念、医療制度や行政への信頼度、宗教的・思想的信念、過去の医療経験、周囲の意見や情報環境など、さまざまな要因が複合的に影響して形成されるとされる。
公衆衛生の分野では、接種率や感染症対策との関係で議論されることが多い一方、個人の自己決定権やリスク認知のあり方という観点からも論じられており、単なる「拒否」ではなく、迷いや慎重さを含む幅広い態度を表す概念として用いられている。
語源
同義語
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採血 (さいけつ)
採血 読み:サイケツ
とは、
『体内の血管から血液を体外へ抜き取る医療行為』
概要
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「採血」は、医療従事者が静脈や毛細血管などに針を刺し、血液を体外へ取り出す行為を指す。
目的は、検査・診断・輸血用血液の採取など多岐にわたる。
採血は「血液を抜く行為」であり、「注射(薬剤を注入する行為)」とは目的が反対になる。
採血の方法には、静脈からの採血、指先や耳たぶから行う毛細血管採血、動脈血ガス分析のための動脈採血などがある。
例文
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病院で検査を受けるために採血を行った。
語源
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採「とる、取り出す」血「ち」と組み合わせた語で、血液を取り出す行為を表す。
