献体 (けんたい) 献体 読み:ケンタイとは、 『自分の遺体を解剖のために提供すること』 概要 詳細≫ 献体とは、自分の遺体を医学教育や研究のために提供することを指す。 医学生の解剖実習や医療技術の向上に役立てられる。 個人の意思や遺族の同意に基づき行われることが一般的。 語源 詳細≫ 献「ささげる」体「からだ」で、「体を捧げる」という意味から。 関連記事 解剖 提供
解剖 (かいぼう) 解剖 読み:カイボウとは、 『生物の体を切開し、内部構造を観察すること』 概要 詳細≫ 解剖とは、生物の体を切り開いて構造や組織を調べる行為を指す。 医学、動物学などの分野で用いられ、内部器官や組織の配置、構造、機能を理解するために行われる。 語源 詳細≫ 解「わける」剖「わける」と同じような意味の漢字を2つ重ねて強調した言葉。 関連記事 構造 機能
胃ろう (いろう) 胃ろう/胃瘻 読み:イロウとは、 『体内外に生じた管状の穴』 概要 詳細≫ 胃ろうとは、胃に直接栄養や水分を送り込むために、腹部から胃にかけて作られる人工的な通路のこと。 主に経口摂取が困難な患者の栄養補給手段として用いられる。 語源 詳細≫ 胃「いぶくろ」瘻「瘻孔」で、「胃に穴をあける」という意味から。 関連記事 瘻孔
瘻孔 (ろうこう) 瘻孔 読み:ロウコウとは、 『体内外に生じた管状の穴』 概要 詳細≫ 瘻孔とは、体内の組織や臓器同士、または体内と体外をつなぐ異常な穴や通路を指す医学用語。 自然にできる場合もあれば、治療や栄養補給のために人工的に作られることもある。 語源 詳細≫ 「瘻」は古代中国の医学用語で、体内外や臓器間にできた異常な通路や膿の出口を意味する言葉。「孔」は穴や通路を指す漢字である。この二つが組み合わさり、体内外や臓器間をつなぐ管状の穴を表す言葉となった。 関連記事
主訴 (しゅそ) 主訴 読み:シュソとは、 『患者が医者に訴える主要な症状』 概要 詳細≫ 主訴とは、患者が医療機関を訪れた際に最も強く訴える症状や治療を求める理由のこと。 医師が診断を行う際の重要な手がかりとなり、診察の焦点を絞るために使われる。例えば、風邪の場合「喉が痛い」「咳がひどい」などが主訴となる。 語源 詳細≫ 主「おもな」訴「うったえる」で、「主な訴え」という意味から。 関連記事