熱中症 読み:ネッチュウショウ
とは、
『高温多湿な環境で体温調節がうまくできずに起こる体の不調』
概要
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熱中症は、高温多湿な環境で体温の調節機能が乱れ、体内の水分や塩分のバランスが崩れることで発生する健康障害。
主な症状には、めまい、頭痛、吐き気、倦怠感、筋肉のけいれん、意識障害などがある。
炎天下での運動や作業中だけでなく、室内でも発症することがあり、特に高齢者や子どもにとっては命に関わる危険な状態となる。
重症化すると「熱射病」と呼ばれ、緊急の医療対応が必要になる。
語源
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熱「高い温度」中「〜のなか」症「症状」という意味から。つまり「熱中症」は「高温環境の中で発生する身体的な異常症状」を表す言葉。医学的には夏場によく見られる季節性の障害として位置づけられる。