日本語

左党 (さとう)

左党 読み:さとう/ひだりとう
とは、

概要

左党とは、酒を好んで飲む人を指す語である。

直接的に「酒飲み」と言うのを避けた、風雅または婉曲的な表現として用いられ、やや趣のある言い回しとして使われることが多い。

例文

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・彼はかなりの左党で、地酒には目がない。

・この店は、近隣の左党が集まる隠れ家的な居酒屋だ。

語源

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「ひだり」「仲間、集まり」であるが、成立の明確な由来は不詳とされる。

江戸時代の言葉遊びとして、大工などの職人が左手に鑿(ノミ)を持つことから左手を「ノミ手」と呼び、それを「飲み手」に掛けて酒好きの人を「左利き」や「左党」と呼ぶようになったとする説がある。ただし文献的な確証はなく、諸説の一つとして扱われる。

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濃淡 (のうたん)

濃淡 読み:ノウタン
とは、

概要

濃淡とは、色の濃い・薄いといった違いを表す言葉である。

また転じて、物事の程度や強さ、力の入れ具合などに差があることを指す場合にも用いられる。

視覚的な表現から抽象的な概念まで幅広く使われる語である。

例文

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・色の濃淡を使い分けて描く。

・対応に濃淡をつけるべきだ。

・明暗の濃淡が美しい。

語源

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「こい、密度が高い」「うすい、あっさりした」で、「濃さと薄さの違い」という意味から。

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疎抜く (おろぬく)

疎抜く 読み:オロヌク
とは、

概要

疎抜くとは、植物が密集しすぎないように一部を抜き取って間隔をあけることを指す言葉である。

主に農業や園芸の現場で用いられ、残した作物に日光や養分が十分に行き渡るようにするための作業を表す。

地域によっては方言と見なされることもあるが、全国の農業現場で広く通じる専門的な表現に近い語である。

現代では「おろぬく」と平仮名で表記されることが多い。

例文

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・苗を疎抜く作業を行う。

・混み合った部分を適宜疎抜く

疎抜いた菜を料理に使う。

語源

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「まばら、すき間がある」抜く「取り除く」で、「密集したものをまばらにするために抜き取る」という意味から。

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典範 (てんぱん)

典範 読み:テンパン
とは、

概要

典範とは、物事の基準や模範となる考え方や規則を指す言葉である。

人の行動や判断のよりどころとなる手本の意味で用いられるほか、法制度においては基本的なルールや原則を示す規定を指す場合もある。

単独でも用いられるが、「皇室典範」などの複合語として使われることが多い語である。

例文

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・彼の生き方は人としての典範となる。

・この規則は業界の典範とされている。

・その制度は長年にわたり典範として機能してきた。

語源

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「のり、基準」「手本、模範」で、「基準となる手本」という意味から。つまり「典範」は行動や判断のよりどころとなる規範や基準を表す語。

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惰性 (だせい)

惰性 読み:ダセイ
とは、

概要

惰性とは、本来は物体が現在の運動状態を保ち続けようとする性質を指す語であるが、一般にはそれが転じて、特に強い意志や目的がないまま、これまでの流れや習慣に従って物事を続けてしまう状態を表す言葉として用いられる。

日常的にはやや否定的なニュアンスで使われることが多い。

例文

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惰性で仕事を続けているだけだ。

・長年の習慣で惰性に任せて行動してしまう。

・物体は惰性によって動き続ける

語源

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「なまける、おこたる」「性質」で、「なまけた状態の性質」という意味から。

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