日本語

いわゆる (イワユル)

いわゆる 読み:イワユル
とは、

概要

「いわゆる」は、ある物事が世間でどのような名称や評価で知られているかを示す際に使う。

「いわゆる専門家」「いわゆる成功者」のように、広く使われている呼び名を示すほか、一般的な呼び方として紹介する場合にも用いられる。

例文

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・彼はいわゆる天才肌の人だ。

・これは、いわゆる昔ながらの日本家屋である。

語源

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動詞「言ふ」の未然形「いは」に、上代の受身・自発などを表す助動詞「ゆ」の連体形「ゆる」が付いた「いはゆる」に由来する。この形が一語化し、現代語の「いわゆる」となった。

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魂胆 (こんたん)

魂胆 読み:コンタン
とは、

概要

魂胆は、表面上の言動とは別に、内心で何かを実現しようとする考えや意図を表す言葉。

相手の行動の裏にある本当の目的を疑う場面で使われることが多く、「魂胆が見え透いている」「何か魂胆がある」などの表現がある。

例文

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・彼が親切にするのには、何か魂胆があるに違いない。

・自分の利益のための魂胆が見え透いている。

語源

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「魂」はたましいや精神、「胆」は肝や度胸を意味する。「胆」は古くから気概や決断力とも結び付く語であり、両者を組み合わせた「魂胆」は、心の内に抱く考えや企みを表すようになった。

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悍ましい (おぞましい)

悍ましい 読み:オゾマシイ
とは、

概要

悍ましいとは、見る者や聞く者に強い嫌悪感や恐怖を抱かせるほど、忌まわしく不気味な様子を表す言葉。

残酷な行為やおぞましい光景、人間の醜い本性などに対して使われる。

例文

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・事件の詳細を知り、悍ましい気持ちになった。

・彼は悍ましい計画を企てていた。

語源

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古語の「おぞし(悍し)」に由来する。「おぞし」は、もともと「気が強い」「強情である」などの意味を持ち、「恐ろしい」「悪賢い」といった意味でも使われた。「悍」は「あらあらしい」「猛々しい」を意味する漢字で、古語の意味を反映した表記となっている。

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辺境伯 (へんきょうはく)

辺境伯 読み:ヘンキョウハク
とは、

概要

辺境伯とは、主に中世ヨーロッパで、国境地帯の防衛や統治を担った地位。フランク王国などでは、国王から任命された軍事・行政官として始まり、次第に世襲化して貴族の称号として定着した。
ドイツ語の「マルクグラーフ(Markgraf)」に相当し、国境地帯を意味する「マルク(Mark)」を統治する者を指す。

軍事や行政に関する強い権限を持ち、地域によっては通常の伯爵より高い地位を得た。
こうした国境地域の統治者の称号は、侯爵を意味する英語の「marquess」やフランス語の「marquis」の歴史的な起源にも関係している。

語源

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「辺境」は国境に近い土地や領土の端を意味し、「伯」は貴族の爵位の一つを表す。ドイツ語の「Markgraf」など、国境地域を統治する貴族の称号の訳語として「辺境伯」が用いられる。

西洋の爵位制度における単純な「伯爵」とは異なる歴史的背景を持ち、侯爵の称号の成立にも関係している。

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下剋上 (げこくじょう)

下剋上/下克上 読み:ゲコクジョウ
とは、

概要

下剋上とは、身分制度や上下関係において、本来は下位にある者が上位の者を倒して権力を握ること。

中世から見られ、南北朝時代を経て戦国時代に広く見られるようになった。特に、家臣や国人などが主君や守護を倒して勢力を拡大する現象を指す。

現代では比喩的に、部下が上司を追い抜く、弱小チームが強豪に勝つなど、下位の者が上位の者を実力で上回る場面にも使われる。

例文

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・下剋上によって家臣が主君に代わって領国を支配した。

・戦国時代には下剋上の風潮が広がった。

語源

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「剋」は「克」に通じ、「打ち勝つ」という意味を持つ。「下剋上」は下位の者が上位の者に打ち勝つことを表し、「下克上」とも表記される。

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