日本語

中道 (ちゅうどう)

中道 読み:チュウドウ
とは、

仏教

概要

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中道とは、物事や思想が左右どちらかに極端へ偏ることを避け、適切なバランスを保つ立場を指す語。

日常の価値観や政治的立場の説明に使われるほか、仏教では苦行と放逸のどちらにも偏らない正しい修行の道を意味する概念として用いられる。

例文

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・彼は政治的に中道の立場を取る

・仏教は中道の教えを重んじる

語源

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「まんなか」「みち」で、「偏りのないまんなかの道」。
つまり「極端を避けた正しい道」という意味で、政治・思想・宗教など幅広く使用される語。

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骨子 (こっし)

骨子 読み:コッシ
とは、

概要

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骨子とは、文章・企画・構想などにおける中心的な考え方や要点を指す言葉。

全体の構成を支える「骨組み」のような役割を果たす部分を意味し、詳細や補足を省いたうえでの中核的内容を表す。

文書作成や政策立案などの場面で使われることが多く、「骨子」「骨子をまとめる」などの形で用いられる。

例文

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・計画の骨子を先に決めてから、細部を詰める。

・新法案の骨子が公表された。

語源

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「からだを支える部分」子「ものの本体、主要部分」という意味から。
つまり「骨子」とは、「物事の中心や根幹を成す部分」を指す言葉。

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骨子案

首班 (しゅはん)

首班 読み:シュハン
とは、

概要

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首班」は、主に政治の文脈で使われる語で、「内閣首長」すなわち「内閣総理大臣」を意味する。

公式文書や報道などで「首班指名」「首班就任」などの形で用いられる。

また、広い意味では「組織の中心に立つ人物」「指導的立場の者」を指すこともある。

例文

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首班指名選挙で新しい内閣総理大臣が選ばれた。

・彼は研究グループの首班として全体をまとめている。

語源

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「かしら、主となる者」組織・集団」という意味から。
つまり「首班」は「組織の頭(かしら)」を表し、政治用語としては「内閣の長」、すなわち「内閣総理大臣」を意味する。

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内閣総理大臣

当て馬 (あてうま)

当て馬 読み:あてうま
とは、

概要

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当て馬」は、もともと競馬や馬の交配において、牝馬(めすうま)の発情を促すために使われる牡馬(おすうま)を指した言葉。

そこから転じて、恋愛や競争などの場面で、本命の相手や候補を引き立てるために利用される人を意味するようになった。

比喩的に「踏み台」「かませ犬」と同義で使われることもある。

例文

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・彼は彼女の気を引くための当て馬にされてしまった。

・ドラマでは、主人公の恋を盛り上げるための当て馬的なキャラクターが登場する。

・彼女は友人の恋を盛り上げるための当て馬にされ、少し傷ついた。

語源

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当て「対象としてぶつける」「動物の馬」の意味から。
つまり「当て馬」は、もともと牝馬の反応を確かめるために「当てる馬」という意味で使われ、それが転じて「本命を際立たせるために利用される存在」を指すようになった言葉。

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鉄道 (てつどう)

鉄道 読み:テツドウ
とは、

概要

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鉄道」は、鉄のレールの上を車輪で走る車両(列車)によって人や物を運ぶ交通機関を指す。

動力には蒸気・電気・ディーゼルなどがあり、旅客輸送と貨物輸送の両方に利用される。

また、鉄道という言葉は交通手段そのものだけでなく、鉄道事業・鉄道会社を指す場合もある。

語源

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「金属のてつ」「通りみち」という意味から。
つまり「鉄道」は「鉄でできた道」、すなわち「鉄のレールの上を走る道」を表し、鉄製の軌道を利用する交通機関を指す言葉として用いられるようになった。

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