日本語

丹田 (たんでん)

丹田 読み:タンデン
とは、

概要

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丹田は、東洋思想や武道において、人の身体と精神の中心と考えられてきた部位を指す言葉である。

日本語として一般に用いられる場合は、へその下に位置する下丹田を指すことがほとんどで、姿勢の安定、腹式呼吸、精神集中の要となる場所として理解されている。

一方、中国の道教や気功、内丹術などの思想体系では、丹田を三つに分ける考え方があり、額の奥に位置する上丹田、胸の中央付近の中丹田、腹部の下丹田をそれぞれ精神・気・生命力の中枢として捉える。

これらは修行や思想上の区分であり、日常語としての用法では下丹田のみを指す場合が多い。

このように丹田は、日本語としては主に身体感覚や精神統一を表す実践的な語として使われつつ、背景には東洋思想に基づく体系的な概念を持つ言葉である。

語源

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「不老長寿の霊薬、赤い精気」「それが蓄えられる場所」という意味から成る語。
つまり丹田は「生命エネルギーや精気が蓄えられる場」を表す言葉で、道教や中国古代思想に由来し、日本では武道や禅の身体観として定着した語。

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銘々 (めいめい)

銘々/銘銘 読み:メイメイ
とは、

概要

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銘々」は、複数の人が同じ場にいるときに、各人が独立して行動・判断・対応することを表す語である。

「各自」「それぞれ」とほぼ同じ意味を持ち、命令や指示、説明の場面で用いられることが多い。

日常会話では比較的やわらかく口語的な表現として使われ、公的文書や硬い文章では「各自」「各人」に置き換えられることが多い。

例文

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・食事は時間になったら、銘々席についてほしい。

・資料は後ほど配るので、内容は銘々確認してください。

・休憩中は、銘々自由に過ごしていた。

語源

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「しるす、名を刻む」という意味から成る語で、「一人ひとりに名があるほど、それぞれ異なる存在」という考え方に由来する。

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出来した (でかした)

出来した 読み:デカシタ
とは、

概要

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でかしたとは、誰かが良いことを成し遂げたり、期待以上の成果を上げたりした際に使う口語的な褒め言葉。

日常会話や仲間内での賞賛表現として用いられる。「よくやった」「さすが」といった意味合いを持ち、相手の行動や成果を評価するニュアンスが強い。

感情を伴う短い掛け声として使われることが多く、書き言葉より口語表現に適している。

例文

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・試合で決勝ゴールを決めた君、でかした

・この企画を成功させるなんて、でかしたな。

語源

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動詞 でかす(やり遂げる、成し遂げる、やってのける)の連用形 でかし に、過去・完了を示す助動詞 が付いた形。
つまり「でかした」は「やり遂げた」「成し遂げた」という意味を持つ口語的な賞賛表現として成立した。

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胆 (きも/たん)

胆 読み:きも
とは、

胆 読み:たん
とは、

解剖学

概要

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は、もともと体内にある消化(胆汁の蓄積)に関わる器官、すなわち胆嚢を指す語である。
この身体的な意味を基盤として、胆は文脈によって異なる価値や役割を担う言葉として用いられてきた。

クマなどの場合、は「胆(い)」や「熊胆(ゆうたん)」と呼ばれ、胆嚢内の胆汁を乾燥させたものを指す。
これは古来より貴重な生薬とされ、薬効を目的として扱われる。

人に対して用いられる場合、は内臓に精神や感情が宿ると考えられていた思想に基づき、度胸や勇気、物事に動じない精神の強さを象徴する語となる。
この用法は「胆力」「大胆」など、精神的領域を表す言葉として定着している。

なお、魚などの内臓を指して「肝(きも)」と呼ぶ場合があるが、これは表記・意味体系ともに異なり、主に食用としての内臓全体を指す言い方である。
とは語源的・文化的な扱いが異なるため、区別して理解される。

語源

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は中国古代医学において重要な内臓とされた語である。
内臓が生命力や感情と結び付けて考えられていたことから、実体としての内臓の意味に加え、薬効や精神的な意味へと用法が広がった。

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胆汁

英傑 (えいけつ)

英傑 読み:エイケツ
とは、

概要

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英傑とは、知略・武勇・指導力などにおいて人並み以上に優れ、歴史や社会の中で大きな役割を果たした人物を指す語。
とくに歴史や物語の文脈では、国家や集団の運命に影響を与えた人物を称える意味合いで用いられる。

現代の日常会話ではあまり使われず、文章語・文語的な表現として使われることが多い。

例文

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・戦国時代には多くの英傑が現れた。

・彼は時代を動かした英傑の一人だ。

語源

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「すぐれている、ひいでている」「ぬきんでた人物」という意味から成る語。
つまり「群を抜いてすぐれた人物」を表す、主に歴史・評論の文脈で用いられる漢語。

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