日本語

蓄電 (ちくでん)

蓄電 読み:チクデン
とは、

概要

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蓄電は、電気エネルギーを貯蔵装置や電池にためて保存することを指す言葉。

主に電力の安定供給や非常時のバックアップ、再生可能エネルギーの有効活用のために用いられる。

蓄電池蓄電装置に電気をため、必要なときに放電して利用する仕組みで、効率や容量、安全性が重要視される。

電力インフラや各種電子機器の基盤技術として欠かせない役割を果たす。

語源

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「たくわえる」」「電気」を指す。両者を組み合わせて、電気をためる行為や技術を表す言葉となっている。

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蓄電池

充電 (じゅうでん)

充電 読み:ジュウデン
とは、

概要

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充電は、電池蓄電装置に外部から電力を供給し、内部に電気エネルギーを蓄えることを指す言葉。

主に二次電池蓄電池で用いられ、電力をためた後に機器を動かすための電源として利用する。

充電の方法や速度、必要な電圧・電流は機器や電池の種類によって異なり、正しい方法で行わないと発熱や劣化の原因となることがある。

一方で比喩的に、人が次の行動や仕事に備えて体力や気力を回復し、活力を蓄えることも「充電」という言葉で表される。
例えば「休暇を取って充電する」は、心身のリフレッシュやエネルギー補充を意味する。

語源

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「満たす」「電気」を指し、電気を内部に満たす行為を意味する。

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電池

二次電池

主文 (しゅぶん)

主文 読み:シュブン
とは、

法律

概要

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主文は、文章や文書の中で最も重要な部分、中心となる文を指す言葉。

特に法律分野では、裁判所の判決文において裁判所の判断・結論を具体的に記載した部分を意味し、命令や認定の内容がここに書かれる。

日常的には、長文の中で趣旨や要点を述べた文を指すこともある。

例文

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・判決の主文を読み上げる。

・その文書の主文を確認した。

語源

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「おも」「ぶん」から成り立ち、「中心となる文」という意味で使われるようになった。日本の古典的な文書や判決書で、中心の文をこう呼んだことが起源とされる。

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側室 (そくしつ)

側室 読み:ソクシツ
とは、

概要

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側室は、日本語の名詞で、主に身分の高い男性が正妻のほかに置いた女性を指す言葉。

と違い、家の存続や家督相続を目的として公的・制度的に認められた存在であることが多い。

武家公家の家で設けられ、側室の子が正妻の子に代わって跡を継ぐこともあった。

現代では制度としての側室は存在せず、歴史用語として用いられる。

例文

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・その大名は正妻のほかに二人の側室を置いていた。

側室の生んだ子が家督を継いだ。

語源

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「そば、かたわら」「妻」を合わせた語で、「正妻の次の身分の妻」の意を表す。中国の家族制度の影響を受け、日本でも古代から側室制度が存在し、特に武家社会で定着したとされる。

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正妻

正妻 (せいさい)

正妻 読み:セイサイ
とは、

概要

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正妻は、日本語の名詞で、正式な婚姻によって認められた本来の妻を指す言葉。

側室やなどの立場の低い配偶女性と区別するために用いられる。
歴史的には一夫多妻的な社会で、家督や財産の相続権を持つ女性を正妻と呼んだ。

現代では一夫一妻制のもと、この語は歴史的・文化的な文脈や比喩的表現で使われることが多い。

語源

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「正式な」「つま」を組み合わせた語で、側室やと区別される正式な妻の意を表す。中国の律令制度や家族制度の影響を受け、日本でも古代から用いられてきた言葉とされる。

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