栄養学・食品

Fond de veau (フォンドボー)

fond de veau 読み:フォンドボー/フォンドヴォー
とは、

概要

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フォンドボーとは、フランス料理で用いられる代表的な出汁(フォン)の一種で、主に子牛(veau)の骨やすじ肉、香味野菜(玉ねぎ・にんじん・セロリなど)を長時間煮込んで作られる。

コクと深みのある風味が特徴で、デミグラスソースや各種ソース、煮込み料理のベースとして広く使われる。

素材を焼かずに煮出す白いただしである「フォン・ド・ヴォー・ブラン(blanc)」と、骨や野菜を焼き色がつくまでローストしてから煮込む褐色のだしである「フォン・ド・ヴォー・ブラン(brun)」があり、料理の用途や仕上げたい風味によって使い分けられる。

また、「フォン・ド・ヴォー・リエ(lié)」は、完成したフォンにとろみを付けた状態を指す語であり、出汁の種類そのものというよりは、ソースへ展開するための中間段階の呼称である。

フォンドボーはフランス料理の基礎技法を象徴する存在であり、西洋料理全般に大きな影響を与えている。

語源

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フランス語の fond「基礎、土台」veau「子牛」に由来する語で、「子牛の出汁」「子牛を基にしたベース」という意味を持つ。
つまりフォンドボーとは、子牛を素材とした料理の基礎となるだしを指す名称である。

同義語

フォン・ド・ボー

フォン・ド・ヴォー

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出汁

Shkmeruli (シュクメルリ)

英語:shkmeruli 読み:シュクメルリ
グルジア語:შქმერული 読み:シュクメルリ
とは、

概要

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シュクメルリは、ジョージア(旧グルジア)西部の山間地域に伝わる伝統料理で、鶏肉を大量のにんにくと牛乳(またはクリーム)で煮込み、仕上げにバターを加えるのが特徴である。

濃厚で刺激的な風味を持ち、寒冷地の滋養食として親しまれてきた。現代ではジョージア全土で食べられ、国外でもジョージア料理を代表する一品として知られている。

本料理の名称・綴りには複数の形が存在する。
発祥地の村名は შქმერი(Shkmeri) であり、語源に忠実な形は შქმერულიShkmeruli) である。
一方、発音のしやすさや地域差の影響により、語頭が ჩ に置き換わった ჩქმერულიChkmeruli) も広く用いられている。
現在では、ジョージア国内外の辞書・料理書・レシピサイトにおいて、両方の綴りが併存しており、いずれも正用とされる。

語源

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ジョージア語の地名 შქმერი(Shkmeri)「シュクメリ村」に由来する語。
「〜の料理・〜風の」を表す接尾辞 -ული(-uli) が付いた形で、「シュクメリ村の料理」を意味する。
語頭音の違いによる შქმერული / ჩქმერული の二表記は、発音変化と地域的慣用によるものとされる。

同義語

英語:chkmeruli (チュクメルリ)

グルジア語:ჩქმერული (チュクメルリ)

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Khachapuri (ハチャプリ)

英語:Khachapuri 読み:ハチャプリ
グルジア語:ხაჭაპური 読み:ハチャプリ
とは、

概要

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ハチャプリとは、東ヨーロッパの国ジョージア(旧グルジア)で広く食べられている伝統料理で、パン生地の中や上にチーズをのせて焼いたものを指す。

地域ごとに形や具材が異なり、舟形の生地にチーズと卵、バターをのせた「アジャルリ・ハチャプリ」などが特に有名である。

主食として日常的に食べられるほか、郷土料理・国民食としての位置づけも強い。

語源

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ジョージア語の khachoチーズpuri「パン」から成る語。
つまり「チーズのパン」を意味し、料理の内容をそのまま表した名称である。

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チーズ

ぶぶ漬け (ぶぶづけ)

ぶぶ漬け 読み:ブブヅケ
とは、

京都府方言

概要

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ぶぶ漬けとは、飯に熱い茶をかけてさらりと食べる京都の家庭料理を指す言い方で、いわゆる茶漬けにあたる。

京都では日常的な軽食として親しまれてきたが、客に「ぶぶ漬けでもどうどす?」と勧める言い回しは、遠回しに「そろそろお引き取りを」という意味を含む婉曲表現としても知られる。

文化的な含意は京都特有のもので、地域外ではそのままの食べ物の意味で使われることが多い。

語源

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語源には複数説があり、いずれも「ぶぶ」という音を手がかりに成立したとされる。

一説では、茶や湯を注ぐときに立つ音を表した擬音語ぶぶ」に由来する。

別の説では、熱い飲み物に息を吹きかける際の音を表す擬態語ぶぶ」から生まれたとされる。

これらの説はいずれも、京都の生活文化における茶や湯にまつわる音が語の成立に影響したという点で共通している。

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sablé (サブレ)

フランス語:sablé 読み:サブレ/サブレー
とは、

概要

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sabléは、フランス発祥の焼き菓子で、小麦粉・砂糖・バターを主な材料として作られる。

生地をこねすぎずに焼くことで、ホロホロとほどけるような軽い食感と、口の中でほのかに広がるバターの風味が生まれる。

フランスでは地方ごとにさまざまなレシピがあり、特に sablé normand(サブレノルマン)などが有名。

語源

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フランス語の sabler は「砂のようにする」という意味の動詞で、生地をこねすぎず、砂のようなそぼろ状にする製法から名づけられた。
つまり「sablé」は「砂のような(食感の)」という意味を持つ。

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