Sparring (スパーリング)

sparring 読み:すぱーりんぐ
とは、

【名】

概要

詳細≫

sparring は、ボクシングや空手、総合格闘技などの武道・格闘技において、実戦を想定した形式で行う練習のこと。

相手と向かい合い、攻防のやり取りを通じて技術や戦術を高める目的で行われる。

本気で打ち合う場合もあれば、軽く当てるだけの「light sparring(ライト・スパーリング)」や「technical sparring(テクニカル・スパーリング)」といった形式もある。

一般的に、試合よりも安全性を考慮し、ヘッドギアやマウスピースなどの防具をつけて行う。

語源

詳細≫

spar「軽く打ち合う」-ing 「こと」という意味から。

関連記事

spar

Spar (スパー)

spar 読み:すぱー
とは、

【動】

概要

詳細≫

spar は、格闘技において「練習として軽く打ち合う」「技を出し合う」ことを意味する動詞。
また、比喩的に「言葉でやり合う」「軽く口論する」といった意味でも用いられる。

例文

詳細≫

・The boxers sparred for three rounds.
ボクサーたちは3ラウンドのスパーリングを行った

・They often spar over politics.
彼らはよく政治のことで言い合う

語源

詳細≫

中期英語の sparren またはオランダ語の sparren「突く、たたく」などに由来するとされる。
元々は「突く」「軽く叩く」などの意味を持ち、そこから「軽く打ち合う」という格闘技の意味に発展した。

関連記事

紫河車 (しかしゃ)

紫河車 読み:シカシャ
とは、

概要

詳細≫

紫河車とは、人の胎盤を乾燥・粉末化した漢方薬で、古くから滋養強壮の目的で使われてきた。

体力の低下や血の巡りの悪さ、ホルモンの乱れなどを整える働きがあるとされ、虚弱体質の改善、産後の体力回復、更年期障害、不妊、免疫力の向上などに用いられる。

現代ではプラセンタ療法として医療や美容の分野でも応用されている。

Ziheche

画像提供: Vmenkov, CC BY-SA 3.0 ライセンス

語源

詳細≫

中国の伝統医学に由来し、「」は高貴さや尊いものを表し、「河車」は水車に似た胎盤の形を指すとされる。
代の薬物書『本草拾遺』などにも記載がある。
古くから「人の精を補う特別な薬」として扱われていた。

関連記事

プラセンタ

生薬

蠆盆 (たいぼん)

蠆盆 読み:タイボン
とは、

概要

詳細≫

蠆盆とは、古代中国の刑罰の一つで、盆の中に多数の毒虫や毒蛇を入れ、その中に罪人を突き落として死に至らしめる方法を指す。

特に殷王朝最後の王である紂王(ちゅうおう)が行った残虐な刑罰の代表例として知られ、彼の暴政や残酷さを象徴する逸話の一つとなっている。

語源

詳細≫

」は毒虫、特にサソリを意味し、「」は器の一種。
「毒虫の入った盆」という文字通りの意味から、残酷な刑罰を表す言葉として成立した。

関連記事

減反政策 (げんたんせいさく)

減反政策 読み:ゲンタンセイサク
とは、

概要

詳細≫

減反政策とは、日本政府が1970年に導入した、米の生産調整政策のこと。
コメの過剰生産による価格下落や在庫の増加を防ぐため、農家に対してコメの作付面積を減らすよう要請し、それに応じた農家には補助金を支給する仕組みが採られた。

この政策により、農地の一部での米作りをやめさせ、他の作物の栽培や休耕地への転換が進められた。
当初は一時的な措置として始まったが、その後も長年続けられ、農業経営や農村の風景にも大きな影響を与えた。

2018年には、政府主導の減反政策は廃止されたが、その影響は現在も続いている。
長年の減反により稲作農家の減少や耕作放棄地の増加が進み、供給力が低下したことで、近年の米価格高騰の一因となっている。
また、廃止後も一部の農業団体などが自主的に生産調整を行っており、実質的には減反に近い状況が続いている。

語源

詳細≫

減反「農作物の作付面積を意図的に減らすこと」政策「目的を達成するための計画や方針」で、両者を組み合わせた用語。
農業行政に特有の表現として定着した。

関連記事

減反

政策