日本語

幟 (のぼり)

幟 読み:ノボリ
とは、

概要

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とは、縦長の布を竿に取り付けて掲げる旗のことで、店先の宣伝や祭り・行事の装飾としてよく使われる。
幟旗(のぼりばた)」とも呼ばれ、風にはためくことで目立ち、人目を引く役割がある。

現代のは、用途に応じて多様な色やデザイン、文字が用いられ、商業施設や飲食店、イベント会場などで広く使われている。
素材も従来の布だけでなく、ポリエステルなどの化学繊維が一般的になっており、耐久性や印刷の自由度が高まっている。

また、地域の祭礼などでは、土地独特の意匠や言い回しがに反映され、伝統文化の一部としての役割も果たしている。

語源

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漢字の「」は、「巾(ぬの)」と「戈(ほこ)」から成り立っており、「布を武器のように掲げるもの」という象形的意味を持つ。
元々は戦場で軍のしるしとして使われていたが、時代とともに民間でも広く用いられるようになった。

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幟旗 (のぼりばた)

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気を吐く (きをはく)

気を吐く 読み:キヲハク
とは、

概要

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気を吐く」とは、気力や意気込み、積極的な姿勢を周囲に強く示すことを意味する言葉。
前向きな態度や活気のある言動によって、場の雰囲気を活性化させたり、勢いを与えたりする場面で使われる。

一人だけが際立っている状況で使われることもあるが、複数人が意気込みを見せるような場面でも使われる。

使用例

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・不調が続くチームの中で、一人気を吐く選手

・選手全員が気を吐いて試合に臨んだ

語源

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「意気、気力」吐く「口から出すこと」を意味する。「気を吐く」は、自分の内にある意気を外にあふれ出させるというイメージから生まれた表現。

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疎開 (そかい)

疎開 読み:ソカイ
とは、

概要

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疎開とは、主に戦争や災害時に、安全な場所に避難することを指す。

特に第二次世界大戦中、日本では都市部から地方へ多くの人々が疎開を行った。

現在でも災害時に避難や移住を行う際に使われることがある。

語源

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「まばら」「ひらく」で、「まばらに広げる」という意味から。

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醍醐味 (だいごみ)

醍醐味 読み:ダイゴミ
とは、

概要

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醍醐味」とは、物事の本質的な楽しさや、真の価値、奥深い味わいのことを意味する言葉。

元々は仏教用語に由来し、最上の味覚を表す言葉だったが、現代では比喩的に使われることが多く、「○○の醍醐味」といった形で、その活動や経験の中で最も魅力的な部分を表す表現として使われる。

たとえば「登山の醍醐味」「読書の醍醐味」など、何かに深く関わったときにこそ得られる、特別な楽しさや価値を指す。

語源

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醍醐味」は、仏教の経典に由来する言葉で、五味と呼ばれる乳製品の中で最上とされる「醍醐」の味のことを意味する。
「醍醐」は牛乳を精製して作られる非常に貴重な乳製品で、仏教では「真理を味わうこと」をこの「醍醐」にたとえた。そこから転じて、物事の中で最も優れた部分や、本質的な価値を「醍醐味」と表現するようになった。

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社 (やしろ)

社 読み:ヤシロ
とは、

概要

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とは、日本の神道において神を祀る建物やその敷地全体を指す言葉。

一般には「神社」と呼ばれる施設の一部を意味し、神の御霊を鎮め、礼拝の対象とする場として存在する。

語源

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」の語源は、屋「建物」 と、代「神を祭るために地を清めた場所」を合わせた言葉。
つまり、「神が宿る清められた建物や場所」を意味する。古代の祭祀では、神のために設けた聖なる空間そのものを「やしろ」と呼び、後に建物が設けられていった。

同義語

お社 (おやしろ)

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神社