日本語

利益相反 (りえきそうはん)

利益相反 読み:リエキソウハン
とは、

概要

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利益相反とは、一方の利益を優先すると他方の利益を損なうような状況を指す。

企業活動、法律、医療、政治など幅広い分野で使われ、中立性・公正性が損なわれる可能性がある重要な概念とされる。

語源

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利益「自分の得になること」相反「互いに反すること」で、「互いに矛盾する利益が存在する状態」という意味から生まれた複合語。法的・ビジネス的な場面で多用される。

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利益

相反

相反 (そうはん)

相反 読み:ソウハン
とは、

概要

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相反とは、二つの物事や性質などが互いに対立していて、同時には成立しえない状態を表す言葉。

語源

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「互いに」「そむく」で、合わせて「互いに反すること」という意味から。

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博労 (ばくろう)

博労/馬喰/伯楽 読み:バクロウ
とは、

概要

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博労とは、主に牛や馬などの家畜の売買・仲介を行っていた職業のこと。

牧畜が盛んだった時代には、博労が各地を回って家畜を取引したり、相場を調整したりしていた。

農家や商人との間で家畜の売り買いを仲立ちする役目を果たしていたほか、物々交換のような取引も多く行っていたとされる。

語源

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博労/馬喰」の語源は、中国古代の名馬鑑定人「伯楽(はくらく)」に由来するといわれている。伯楽は馬の優劣を見極める達人として知られ、その名が日本に伝わり、「馬喰」や「博労」といった漢字が当てられたとされる。

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成敗 (せいばい)

成敗 読み:セイバイ
とは、

語源

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「成し遂げる」敗「やぶれる」からなる言葉で、物事に決着をつけ、処置を下すという意味として使われていた。平安時代の文献にも見られ、御成敗式目が成立する以前から存在していた。

なお、「御成敗式目」という名称に使われている「成敗」は、この既存の言葉を用いたものであり、「成敗」という語が御成敗式目によって新たに作られたというのは誤り。

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御成敗式目

逡巡 (しゅんじゅん)

逡巡 読み:シュンジュン
とは、

概要

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逡巡とは、何かを決めかねて迷ったり、行動を起こすのをためらうことを指す。

選択肢に対して決断を下すことができず、ぐずぐずとした態度をとる状態を表す。

特に、重要な決断を迫られている場面で使われることが多い。

語源

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中国語の「逡巡」から来ており、古代中国の文献においても、行動をためらう、迷うという意味で使われていた。この言葉は、行動が遅れている様子を表現するため、否定的なニュアンスを含むことが多い。

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