生物学

単糖 (たんとう)

単糖 読み:タントウ
monosaccharide 読み:モノサッカライド)
とは、

概要

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単糖は、炭水化物の中で最も小さく単純な構造を持つ糖類で、これ以上加水分解しても他の糖に分かれない。

グルコースやフルクトース(果糖)、ガラクトースなどが代表的。

単糖エネルギー源として生体内で重要な役割を果たし、細胞の代謝や構造にも関与する。

一般に、炭素数によって三炭糖・五炭糖・六炭糖などに分類される。

甘味を持つものが多く、水に溶けやすい性質がある。

語源

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英語の monosaccharide に対応する語で、mono-「単一の」saccharide「糖」が語源となっている。

英語の語源はギリシャ語の monos「唯一の」sakcharon「砂糖」に由来する。

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グルコース

多糖

Hop (ホップ)

hop 読み:ほっぷ
とは、

概要

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ホップは、ビールの製造に使われるつる性の植物で、花(球花)が主に利用される。

ホップの花には苦味成分や香り成分が含まれており、ビールに独特の苦味や芳香を与えるため、醸造工程で重要な役割を果たす。
また、防腐作用があり、ビールの保存性を高める効果もある。

世界中のビール醸造で広く使われており、特にラガービールやエールなどで欠かせない原料である。

語源

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古英語 hopp に由来し、植物のつるが跳ねるように伸びる様子を表す言葉が起源。

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ビール

Lycoris (リコリス)

lycoris 読み:りこりす
とは、

概要

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Lycorisとは、ヒガンバナ科ヒガンバナ属に分類される植物の属名。

アジア東部を中心に分布し、細長い花びらを持つ特徴的な花を咲かせる。

属内には複数の種があり、その中でも「彼岸花(Lycoris radiata)」は日本で特によく知られており、秋の風物詩として親しまれている。

語源

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ギリシャ神話の女性名「Lycoris」に由来するとされる。分類学上の命名では、神話や人名をラテン語風に転じて属名とすることが多い。

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甘草 (かんぞう)

甘草 読み:カンゾウ
とは、

概要

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甘草はマメ科の多年草で、根に甘味成分グリチルリチンを含み、古くから薬用や甘味料として利用されている。漢方薬やのど飴の原料としても広く使われる。

代表的な種類に「スペインカンゾウ(Glycyrrhiza glabra)」がある。

語源

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「甘い」「くさ」で「甘い草」という意味から。

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錦鯉 (にしきごい)

錦鯉 読み:ニシキゴイ
とは、

概要

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錦鯉とは、体に赤・白・黒・黄・青などの色彩や独特の模様を持つ鯉で、観賞目的で品種改良されたもの。
元々は、新潟県を中心とした農村地帯で、食用の真鯉や緋鯉などから偶然生まれた色変わりの鯉を選別・交配して育てたことが始まり。
江戸時代後期から明治にかけて改良が進み、今日見られるような多様な色や模様が完成した。

品種改良の例として、紅白の「紅白」や、黒・赤・白の「大正三色」などが有名で、これらは観賞用として特に人気がある。

錦鯉は日本国内外で高い人気を誇り、「泳ぐ宝石」とも称され、国際的な品評会でも評価される観賞魚となっている。

語源

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」は、華やかで美しい織物や色彩を指す言葉で、色とりどりの模様を持つ鯉にぴったりな名称として使われるようになった。

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