単糖 読み:タントウ
monosaccharide 読み:モノサッカライド)
とは、
『それ以上分解されない糖類』
概要
詳細≫
単糖は、炭水化物の中で最も小さく単純な構造を持つ糖類で、これ以上加水分解しても他の糖に分かれない。
グルコースやフルクトース(果糖)、ガラクトースなどが代表的。
単糖はエネルギー源として生体内で重要な役割を果たし、細胞の代謝や構造にも関与する。
一般に、炭素数によって三炭糖・五炭糖・六炭糖などに分類される。
甘味を持つものが多く、水に溶けやすい性質がある。
語源
詳細≫
英語の monosaccharide に対応する語で、mono-「単一の」saccharide「糖」が語源となっている。
英語の語源はギリシャ語の monos「唯一の」sakcharon「砂糖」に由来する。