Lycoris (リコリス)

lycoris 読み:りこりす
とは、

概要

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Lycorisとは、ヒガンバナ科ヒガンバナ属に分類される植物の属名。

アジア東部を中心に分布し、細長い花びらを持つ特徴的な花を咲かせる。

属内には複数の種があり、その中でも「彼岸花(Lycoris radiata)」は日本で特によく知られており、秋の風物詩として親しまれている。

語源

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ギリシャ神話の女性名「Lycoris」に由来するとされる。分類学上の命名では、神話や人名をラテン語風に転じて属名とすることが多い。

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甘草 (かんぞう)

甘草 読み:カンゾウ
とは、

概要

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甘草はマメ科の多年草で、根に甘味成分グリチルリチンを含み、古くから薬用や甘味料として利用されている。漢方薬やのど飴の原料としても広く使われる。

代表的な種類に「スペインカンゾウ(Glycyrrhiza glabra)」がある。

語源

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「甘い」「くさ」で「甘い草」という意味から。

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Licorice (リコリス)

licorice 読み:りこりす
とは、

【名】

概要

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licorice はマメ科の植物「甘草」の根を乾燥させて得られる成分や、それを使った菓子を指す英単語。
甘草の中でも「スペインカンゾウ(Glycyrrhiza glabra)」という種類がよく使われる。

ヨーロッパやアメリカでは licorice を使った独特の風味のキャンディや薬用のど飴が一般的に流通している。

北欧では塩化アンモニウムを加えた塩味の強いタイプの licoriceサルミアッキ)も存在する。

語源

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ギリシア語の glykyrrhiza「甘い根」が語源。
glycys「甘い」rhiza「根」に由来し、ラテン語 liquiritia を経て、中世フランス語 licoresse、英語 licorice へと変化した。

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甘草

サルミアッキ

Slapshot (スラップショット)

slapshot 読み:すらっぷしょっと
とは、

アイスホッケー

概要

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slapshot とは、アイスホッケーにおいてスティックを大きく振りかぶって勢いよくパックを叩きつけるシュートの技術を指す言葉。

ホッケー用語の一つで、パックに最大限の速度と力を与えるために使われる最も強力なショット方法とされる。

強く正確なシュートを放つには高度な技術が必要とされ、試合では主に遠距離からゴールを狙う際に使われることが多い。

語源

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slap「叩く」shot「撃つ・打つ」を組み合わせた合成語。スティックで氷やパックを叩く動作をともなうため、この名がついた。アイスホッケー用語として定着している。

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slap

火中の栗を拾う (かちゅうのくりをひろう)

火中の栗を拾う 読み:カチュウノクリヲヒロウ
とは、

概要

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火中の栗を拾う」とは、本来は自分の利益にならないのに、他人のために危険な役目や面倒な仕事を引き受けることを意味する。

多くの場合、誰かに利用されてリスクを押しつけられる状況や、損な役回りをすることを批判的に表す場面で使われる。

語源

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この言葉は、フランスの寓話作家ラ・フォンテーヌによる『猿と猫(Le Singe et le Chat/ル・サンジュ・エ・ル・シャ)』という寓話に由来する。
物語の中で、サルのベルトランがネコのルノーをだまし、暖炉の中から焼き栗を取らせた。ネコは火傷をしながら栗を取り出したが、それを食べたのはサルだった。この話から、「他人に危険な役を押しつけ、自分だけが得をする」という意味が転じて、「火中の栗を拾う=他人の利益のために自ら危険を冒す」ことを表すようになった。

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