中食 (なかしょく)
中食 読み:なかしょく/ちゅうしょく
とは、
『調理された食品を持ち帰って食べること』
概要
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「中食」は、飲食の形態を表す言葉で、「外食」と「内食」の中間にあたる。
レストランなどで直接食べるのが「外食」、家庭内で食材を使って調理するのが「内食」に対し、「中食」は、スーパーやコンビニ、惣菜店などで既に調理された食品(弁当、惣菜など)を購入して持ち帰り、自宅などで食べるスタイルを指す。
家事の負担軽減や時間短縮の需要により、現代のライフスタイルに適した食習慣として広がっている。飲食業界では、外食・中食・内食をまとめて「食の三形態」とすることもある。
例文
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・忙しい日は中食に頼ることが多い。
・コンビニの中食商品は種類が豊富だ。
・中食市場が拡大している。
語源
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「中食」という言葉は、「内食」と「外食」の中間的な食事形態を表すために日本で作られた比較的新しい造語。「中」は位置的・概念的な“間”を表しており、「外(レストラン)」と「内(家庭)」の中間=調理済みの食品を家庭に持ち帰って食べる形を意味する。
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Bilateral (バイラテラル)
bilateral 読み:ばいらてらる
とは、
【形】
『二者間の、両側の、双方に関係する』
概要
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bilateral は、政治・経済・外交などの分野でよく使われる形容詞で、「二者間で行われる」「双方に関係する」といった意味を持つ。特に国家間の外交関係や交渉、貿易協定、会談などで使われることが多く、たとえば bilateral agreement(二国間協定)、bilateral talks(二国間会談)などの形で使われる。
また、医療や生物学の分野では、「両側の」「左右対称の」という意味でも用いられる(例:bilateral symmetry=左右対称性)。
例文
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・The two leaders held a bilateral meeting to discuss trade issues.
両首脳は貿易問題を協議するために二国間会談を行った。
・Humans have bilateral symmetry.
人間は左右対称の構造を持つ。
語源
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ラテン語 bi-「2つの」latus「側」に由来する。「両側に関係する」「2方向にわたる」という語源的意味が、政治や科学などの分野でもそのまま機能的に使われている。
英語としては17世紀ごろから記録が見られる。
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バイ会談 (ばいかいだん)
バイ会談 読み:バイカイダン
とは、
『二国間会談、二者間会談』
概要
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バイ会談とは、「二者間会談」や「二国間会談」のことで、2つの国の代表者(首脳・外相など)が参加して行う公式な話し合いを指す。
外交の場では、首脳会談や国際会議の合間などに行われ、両国間の関係強化や課題解決、経済・安全保障・文化など多様な分野に関する意見交換や合意形成のために行われる。
語源
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「バイ」は英語 bilateral(バイラテラル)の略で、bi-「2つの」lateral「側、関係」という意味。つまり「二者間の」「双方の関係に関する」という意味を持つ。
これに「会談」をつけた和製表現で、「二国間の話し合い」という意味で定着している。
英語では bilateral meeting(バイラテラル・ミーティング)と表現される。
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会談 (かいだん)
会談 読み:カイダン
とは、
『集まって話し合うこと』
概要
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会談とは、国の首脳・大臣・代表者などが集まり、政策、外交、安全保障、経済などの重要な問題について話し合うことを指す。特に国際関係においては、国と国との交渉・協議の場として使われる。
単なる雑談や一般的な会話とは異なり、公式性があり、目的を持った話し合いである点が特徴。
会談には「首脳会談」「日米会談」「多国間会談」など、目的や参加者に応じたさまざまな形式がある。会談の内容は、外交文書や共同声明などにまとめられることも多い。
例文
語源
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会「あう」談「はなしあい」という意味から。つまり「会談」は、「集まって話し合うこと」という意味の漢語であり、古くから中国語にも見られる語構成。日本語では特に重要な議題についての公式な話し合いを意味する語として定着している。