丹前 (たんぜん)

丹前 読み:たんぜん
とは、

概要

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丹前は、厚手の綿入れ着物で、長い丈が特徴。もともとは江戸時代に外出用の防寒具として使われていたが、現在でも寒冷地や伝統行事で着られている。

丹前帯で結んで着用し、寒さをしのぐために重ね着することが多い。

丹前と半纏の違い

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丹前は長い丈、半纏は短めの丈。

用途

丹前は外出用、防寒具として使用。半纏は室内での日常着。

着方

丹前は帯で結ぶが、半纏は紐で前を留める。

語源

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丹前の名前は、神田の「丹前風呂」に由来する。特に美貌で知られた湯女・勝山が着ていた衣装が「丹前」と呼ばれ、これが旗本奴や町奴の間で広まった。

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半纏

炊き合せ (たきあわせ)

炊き合せ/炊合せ/炊き合わせ
読み:タキアワセ
とは、

料理

概要

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炊き合せは、日本料理の一つで、それぞれ異なる食材を別々に煮て調理し、一つの器に盛り合わせた料理。

食材ごとに個別の味付けや調理法を用いるため、素材の持ち味を引き立てることができ、食感や風味の違いを楽しめるのが特徴。

味のバランスや彩りを重視し、上品な和食の一品として会席料理やおもてなしの場で提供されることが多い。

調理法

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炊き合せでは、野菜、魚、肉、豆腐などの食材を使用し、それぞれの食材に適した調味料や煮方で調理される。

例えば、野菜は薄味で煮込み、魚や肉は濃いめの味付けにするなど、食材ごとに異なる調理法を取り入れる。

同義語

焚き合せ (たきあわせ)

煮合わせ (にあわせ)

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会席料理

飛騨高山 (ひだたかやま)

飛騨高山 読み:ヒダタカヤマ
とは、

概要

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岐阜県北部に位置する高山市は、飛騨地方の中心地として知られ、「飛騨高山」と呼ばれている。

飛騨地方は歴史的に独自の文化や伝統を育んできた地域であり、高山市はその中心的な都市として、伝統的な町並みや祭りで有名。

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飛騨

朴葉味噌 (ほおばみそ)

朴葉味噌 読み:ホオバミソ
とは、

概要

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朴葉味噌は、岐阜県飛騨地方の伝統的な郷土料理で、朴の葉の上にこうじ味噌と具材を乗せて焼く料理。ご飯によく合い、また酒のとしても最適とされる。

朴の葉には抗菌作用があり、食べ物を包むことで日持ちし、さらに香ばしい香りが加わることで美味しさが引き立つ。

起源

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朴葉味噌の起源には諸説あるが、林業が盛んだった飛騨地域で山仕事をしていた杣人たちが、山中で朴葉を皿代わりにして味噌を焼いて食べたのが始まりとされる。この料理法が地域で広まり、現在の朴葉味噌として定着した。

同義語

朴葉焼き (ほおばやき)

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朴葉

味噌

飛騨

飛騨国 (ひだのくに)

飛騨国/飛驒國 読み:ヒダノクニ
とは、

概要

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飛騨国は、かつて存在した日本の旧国名の一つ。現在の岐阜県北部に位置していた。

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