袢纏 (はんてん)

袢纏は、日本の伝統的な防寒着で、特に冬の寒い季節に着用されることが多い。

羽織に似ているが、脇に襠がない点が異なる。江戸時代に庶民の間で広く着用されるようになった。

袖が腕の半分ぐらいしかないため、”半丁” (はんてい) と呼ばれるようになり、それが “半纏” へと変化した。

現代では区別がなくなってきているが、一般的には以下のように区別される。

“羽織” は、襟を折り返した、袂袖のもの。

“法被” は、襟を折り返さない、筒袖のもの。

“袢纏” は、長袖で裏地があるもの。

“ちゃんちゃんこ” は、半袖で裏地があるもの。