日本語

興味 (きょうみ)

興味 読み:キョウミ
とは、

概要

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興味」とは、人が物事に引きつけられ、注意を向ける心理的な状態を表す言葉である。

対象に関心を抱き、理解したい、経験したいという気持ちを伴う。

日常生活や学習、趣味など、さまざまな場面で用いられる。

例文

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・子どもたちは科学実験に強い興味を示した。

語源

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「おこる、盛んになる」、「物事のおもむき」という漢字の組み合わせから成り立つ漢語で、つまり「心が盛んに動き、面白みを感じること」を意味する。

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津々 (しんしん)

津々/津津 読み:シンシン
とは、

概要

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津々」とは、物事や感情が細かく、または広くあふれ出るさまを表す言葉である。

感情や影響、情報などが満ちあふれることを比喩的に表現することもある。

例文

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・子どもは新しい遊びに興味津々だった。

語源

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「しみ出る、わき出る」という意味から。
水が隅々まで行き渡る様子に例えた表現。

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興味津々

吟味 (ぎんみ)

吟味 読み:ギンミ
とは、

概要

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吟味」とは、物事の内容や質、事実関係などを注意深く調べ、確かめたり評価したりすることを指す言葉である。

日常的には、商品や情報、文章などを細かく確認する場合に用いられる。

元々は料理の材料や酒などの品質を慎重に調べる行為を表していたが、現在ではあらゆる対象に対して使われる。

例文

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・新しい企画案を上司とともに吟味する

・この書類は提出前に十分に吟味する必要がある

語源

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古語「吟味」に由来し、「深く味わう、よくたしかめる」「あじわう」という意味から。
つまり「吟味」は、詩歌などの趣を味わうことから転じて、「注意深く調べること」を表すようになった。

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調べ (しらべ)

調べ 読み:シラベ
とは、

概要

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調べ」はもともと音の響きや旋律を表す語であり、雅な表現として音楽や自然の音を美しく表現する際によく用いられる。
また、文学の分野では言葉の響きやリズムを指して使われる。

一方で日常語としては「調査」や「取り調べ」という意味も持ち、司法や警察の分野では「被疑者の調べ」というように公式な場面で使われる。

文脈によって芸術的な響きと実務的な意味の両方を持つ語である。

例文

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・琴の調べが静かに広間に流れた。

・和歌の調べを味わう。

・事故の原因について警察が調べを進めている。

語源

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古語「しらぶ/しらべる」は本来「(楽器を)調子に合わせる・奏でる」の意。
ここから「整える→吟味する」が派生し、中世以降「調査する」の意が生じた。

表記の「調」は「ととのえる・音律を合わせる」を表す漢字で、その訓に「しらぶ/しらべ」を当てたもの。

「調べること、調べた結果」と言った意味での用法は近世~近代に定着した。

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旋律

リズム

旋律 (せんりつ)

旋律 読み:センリツ
とは、

概要

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旋律」とは、音楽作品の中で聴き手にまとまりのある音の流れとして認識される要素を指す。

一定のリズムや音程の組み合わせによって構成され、楽曲の主題や印象を決定づける重要な要素となる。

日本語では一般的に「メロディー」と同義で用いられることが多い。

例文

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・この曲は美しい旋律で多くの人を魅了した。

語源

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「めぐる」「音楽の調子」を意味する。
つまり「旋律」とは「回りめぐる規則正しい音」という意味から転じて、音楽の中で秩序をもって連なる音の流れを表すようになった。

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メロディー