日本語

博労 (ばくろう)

博労/馬喰/伯楽 読み:バクロウ
とは、

概要

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博労とは、主に牛や馬などの家畜の売買・仲介を行っていた職業のこと。

牧畜が盛んだった時代には、博労が各地を回って家畜を取引したり、相場を調整したりしていた。

農家や商人との間で家畜の売り買いを仲立ちする役目を果たしていたほか、物々交換のような取引も多く行っていたとされる。

語源

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博労/馬喰」の語源は、中国古代の名馬鑑定人「伯楽(はくらく)」に由来するといわれている。伯楽は馬の優劣を見極める達人として知られ、その名が日本に伝わり、「馬喰」や「博労」といった漢字が当てられたとされる。

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成敗 (せいばい)

成敗 読み:セイバイ
とは、

語源

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「成し遂げる」敗「やぶれる」からなる言葉で、物事に決着をつけ、処置を下すという意味として使われていた。平安時代の文献にも見られ、御成敗式目が成立する以前から存在していた。

なお、「御成敗式目」という名称に使われている「成敗」は、この既存の言葉を用いたものであり、「成敗」という語が御成敗式目によって新たに作られたというのは誤り。

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御成敗式目

逡巡 (しゅんじゅん)

逡巡 読み:シュンジュン
とは、

概要

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逡巡とは、何かを決めかねて迷ったり、行動を起こすのをためらうことを指す。

選択肢に対して決断を下すことができず、ぐずぐずとした態度をとる状態を表す。

特に、重要な決断を迫られている場面で使われることが多い。

語源

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中国語の「逡巡」から来ており、古代中国の文献においても、行動をためらう、迷うという意味で使われていた。この言葉は、行動が遅れている様子を表現するため、否定的なニュアンスを含むことが多い。

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Rebellion (リベリオン)

rebellion 読み:りべりおん
とは、

【名】

語源

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ラテン語 rebellio「再び戦う・反逆する」が語源。re-「再び」bellum「戦争」から成り、「もう一度戦いを挑む=反乱反抗」の意味になった。

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反乱

反抗

下女 (げじょ)

下女 読み:ゲジョ
とは、

概要

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下女とは、かつて家事や雑務を行うために雇われた女性の召使いや使用人を指す言葉。

特に、江戸時代から昭和初期にかけて、日本の裕福な家庭や武家などで用いられた呼称。

現代ではほぼ使われなくなり、「家政婦」や「メイド」などの言葉が一般的に使われる。

語源

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「身分が低い」「女性」の組み合わせで、身分の低い女性の使用人を指す言葉として成立した。

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メイド