日本語

貞淑 (ていしゅく)

貞淑 読み:テイシュク
とは、

概要

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貞淑」は主に女性に対して使われる言葉で、心が清らかで慎み深く、浮ついたところがなく、道徳や礼儀をわきまえている様子を表す。

古くは、妻としての理想像や美徳を称える場面で使われることが多かった。現代ではやや古風な響きを持ち、フォーマルな文章や文学作品などで見られることが多い。

例文

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・彼女は貞淑なふるまいで、周囲の信頼を集めていた。

・昔の小説には、貞淑な妻が理想として描かれていることが多い。

語源

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「みさおを守る」「しとやか、きよらか」を意味する漢字で、それぞれ中国古典において美徳を表す語。これらを組み合わせた「貞淑」は、古代中国の女性の理想像を表す言葉として成立し、日本にもその思想とともに伝わった。古典的な価値観に基づいた言葉。

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ゲラ刷り (げらずり)

ゲラ刷り/ゲラ刷 読み:ゲラズリ
とは、

概要

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ゲラ刷りは、本や雑誌、チラシなどの印刷物を本番で印刷する前に、誤字脱字やレイアウトの乱れなどをチェックするために仮に出力された紙面。これをもとに編集者や著者、デザイナーが校正を行い、修正点を洗い出す。

「初校ゲラ」「再校ゲラ」「念校ゲラ」など、修正の段階ごとに複数回作られることが多い。

近年は紙ではなくPDFなどのデジタルゲラが使われることも多いが、「ゲラ」という言葉自体は今も使われている。

語源

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英語の “galley proof” に由来する。”galley” は、かつて活版印刷で使われていた、組版用の細長い金属の枠のこと。その枠に組んだ文章を試しに刷ったものが “galley proof”(試し刷り)と呼ばれ、それが日本で「ゲラ刷り」として定着した。

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校正

助言 (じょげん)

助言 読み:ジョゲン
とは、

概要

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助言」は、相手の判断や行動に役立つよう、自分の考えや意見を伝えることを指す言葉。

対等あるいは目下の相手に対して使われることが多く、日常的なアドバイスから専門的な指導まで幅広い場面で使われる。

敬意を込めて目上に述べる場合は「進言」、命令的な響きを避けて丁寧に提案する場合は「忠告」や「提案」と使い分けられる。
一般には「助言を求める」「助言を受ける」「助言を与える」などの形で使われる。

例文

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・先輩からもらった助言が進路を決めるきっかけになった。

・専門家の助言に従って、計画を見直した。

・困ったときには、信頼できる人の助言が大きな支えになる。

語源

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「助ける」「いう」から成る和語。文字通り「助けとなる言葉」を意味し、人の行動や判断を支える意見やアドバイスとして用いられるようになった。日常語として広く使われる。

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進言

進言 (しんげん)

進言 読み:シンゲン
とは、

概要

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進言」は、目上の立場にある人物に対し、自分の考えや提案、意見などを敬意をもって述べることを指す言葉。

特に、部下が上司に対して、状況改善や方針の変更を促すような意見を述べる場合などに使われる。

ビジネス政治、歴史的な文脈で用いられることが多く、日常会話ではやや硬い表現にあたる。

助言」と似ているが、「助言」が対等または目下へのアドバイスを含むのに対し、「進言」は明確に目上への発言を意味する。

例文

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・改革案について社長に進言したが、慎重に検討するとの返答だった。

・現場の問題点を上層部に進言するのは勇気がいる。

・家臣が将軍進言したことで、戦の方針が変わった。

語源

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漢語由来の言葉で、「進(すすめる)」と「言(ことば)」を組み合わせた語。中国の古典に由来し、特に臣下が君主に意見を述べる行為を「進言」と呼んだ。古代からの格式ある語として、主に書き言葉で使われてきた。

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助言

マタギ (またぎ)

マタギ/またぎ/又鬼 読み:またぎ
とは、

概要

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またぎとは、東北地方や北海道を中心に活動していた伝統的な猟師集団のこと。
主に熊や鹿などの大型獣を狩猟し、自然と共生しながら暮らしていた。

動物の命や山の神を敬う精神文化を持ち、単なる猟師ではなく、山の知識や信仰、伝承を有する存在として地域に根ざしていた。

現代では「猟師」としての意味で使われることもあるが、元々は独自の文化と生活様式を持った山の民を指す言葉。

語源

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またぎ」は「跨ぐ(またぐ)」に由来し、人の暮らす里と神聖な山の世界との境界を行き来する者を意味したとされる説が有力。
他にはアイヌ語や古語との関連を唱える説もあるが、定説にはなっていない。

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狩猟