ゲラ刷り/ゲラ刷 読み:ゲラズリ
とは、
『校正用に仮に印刷された見本』
概要
詳細≫
ゲラ刷りは、本や雑誌、チラシなどの印刷物を本番で印刷する前に、誤字脱字やレイアウトの乱れなどをチェックするために仮に出力された紙面。これをもとに編集者や著者、デザイナーが校正を行い、修正点を洗い出す。
「初校ゲラ」「再校ゲラ」「念校ゲラ」など、修正の段階ごとに複数回作られることが多い。
近年は紙ではなくPDFなどのデジタルゲラが使われることも多いが、「ゲラ」という言葉自体は今も使われている。
語源
詳細≫
英語の “galley proof” に由来する。”galley” は、かつて活版印刷で使われていた、組版用の細長い金属の枠のこと。その枠に組んだ文章を試しに刷ったものが “galley proof”(試し刷り)と呼ばれ、それが日本で「ゲラ刷り」として定着した。