『目上の人に対して意見を述べること』
概要
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「進言」は、目上の立場にある人物に対し、自分の考えや提案、意見などを敬意をもって述べることを指す言葉。
特に、部下が上司に対して、状況改善や方針の変更を促すような意見を述べる場合などに使われる。
ビジネスや政治、歴史的な文脈で用いられることが多く、日常会話ではやや硬い表現にあたる。
「助言」と似ているが、「助言」が対等または目下へのアドバイスを含むのに対し、「進言」は明確に目上への発言を意味する。
例文
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・改革案について社長に進言したが、慎重に検討するとの返答だった。
・現場の問題点を上層部に進言するのは勇気がいる。
・家臣が将軍に進言したことで、戦の方針が変わった。
語源
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漢語由来の言葉で、「進(すすめる)」と「言(ことば)」を組み合わせた語。中国の古典に由来し、特に臣下が君主に意見を述べる行為を「進言」と呼んだ。古代からの格式ある語として、主に書き言葉で使われてきた。
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