日本語
聖典 (せいてん)
聖典 読み:セイテン
とは、
『宗教の教えや思想が記された書物』
概要
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聖典は、宗教で神の言葉や教えが記された書物を指す言葉。
信仰のよりどころとして信者に重んじられ、宗教儀式や教義の解説、道徳の指針などに用いられる。
例として、ユダヤ教のトーラー、キリスト教の聖書、イスラム教のコーラン、仏教の経典などがある。
宗教ごとに聖典の内容や編纂の歴史は異なるが、いずれも信仰の根本となる書物として大切にされる。
語源
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聖「神聖な」典「書物」という意味から。中国で宗教や儀式の根本となる神聖な書物を表す言葉として成立し、日本にもその語義が伝わった。
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烙印 (らくいん)
烙印 読み:ラクイン
とは、
『焼きごてで物や皮膚に押し付けた印』
『消すことのできない恥や汚名』
概要
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烙印は、本来は熱した焼きごてで皮膚や物に押し付けて付ける印のことを指す。
家畜や罪人の識別、所有の証として用いられてきた。
転じて、いったん世間から付けられると消すことができない恥や汚名、社会的な評価を意味する比喩的な表現としても使われる。
語源
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烙「焼く、焼き付ける」印「しるし」を意味する漢字。これらが結びつき、「焼きごてで付けたしるし」を表す言葉として成立した。古代中国から伝わった語で、日本でも同様の意味で用いられてきた。