日本語

風土 (ふうど)

風土 読み:フウド
とは、

概要

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風土は、特定の地域が持つ自然環境や気候条件、それに根ざした人々の生活様式や文化の特色を総合的に表す言葉。

地形や気候、土壌などの自然的要素と、歴史や伝統、習慣などの文化的要素が複合的に絡み合い、その土地ならではの独自性を形成する。

風土は農業、建築、言語、宗教など様々な側面に影響を与え、その土地の人々の暮らし方や考え方に深く関わる。

語源

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気候や自然の状態」「土地や地域」を指し、両者を合わせて「その土地特有の気候や環境」を意味するようになった。

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土着 (どちゃく)

土着 読み:ドチャク
とは、

概要

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土着は、特定の土地地域に昔から存在し、その土地風土文化に深く結びついていることを指す言葉。

生物の分布や文化、習慣、言語などで使われ、外来のものに対してその土地固有のものを意味する。
たとえば、土着の植物や土着の信仰などがある。

地域特有の歴史や環境に基づく自然発生的な存在や伝統を表す。

語源

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土地「定着する」の意味があり、土地にしっかりと根を下ろすことから「その土地に根ざす」という意味で使われるようになった。

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土地

蓄電 (ちくでん)

蓄電 読み:チクデン
とは、

概要

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蓄電は、電気エネルギーを貯蔵装置や電池にためて保存することを指す言葉。

主に電力の安定供給や非常時のバックアップ、再生可能エネルギーの有効活用のために用いられる。

蓄電池蓄電装置に電気をため、必要なときに放電して利用する仕組みで、効率や容量、安全性が重要視される。

電力インフラや各種電子機器の基盤技術として欠かせない役割を果たす。

語源

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「たくわえる」」「電気」を指す。両者を組み合わせて、電気をためる行為や技術を表す言葉となっている。

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蓄電池

充電 (じゅうでん)

充電 読み:ジュウデン
とは、

概要

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充電は、電池蓄電装置に外部から電力を供給し、内部に電気エネルギーを蓄えることを指す言葉。

主に二次電池蓄電池で用いられ、電力をためた後に機器を動かすための電源として利用する。

充電の方法や速度、必要な電圧・電流は機器や電池の種類によって異なり、正しい方法で行わないと発熱や劣化の原因となることがある。

一方で比喩的に、人が次の行動や仕事に備えて体力や気力を回復し、活力を蓄えることも「充電」という言葉で表される。
例えば「休暇を取って充電する」は、心身のリフレッシュやエネルギー補充を意味する。

語源

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「満たす」「電気」を指し、電気を内部に満たす行為を意味する。

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電池

二次電池

主文 (しゅぶん)

主文 読み:シュブン
とは、

法律

概要

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主文は、文章や文書の中で最も重要な部分、中心となる文を指す言葉。

特に法律分野では、裁判所の判決文において裁判所の判断・結論を具体的に記載した部分を意味し、命令や認定の内容がここに書かれる。

日常的には、長文の中で趣旨や要点を述べた文を指すこともある。

例文

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・判決の主文を読み上げる。

・その文書の主文を確認した。

語源

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「おも」「ぶん」から成り立ち、「中心となる文」という意味で使われるようになった。日本の古典的な文書や判決書で、中心の文をこう呼んだことが起源とされる。

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