日本語
引き波 (ひきなみ)
引き波 読み:ヒキナミ
とは、
『岸に打ち寄せた波が沖へ引いていくときに生じる波』
『船の航行によって生じ、水面に広がる波』
概要
引き波とは、海岸に押し寄せた波が沖へ戻る際に生じる水の流れを指すほか、船が水面を進んだ後に発生する波(航走波)も含めて用いられる語である。
前者は押し寄せた波が引く自然現象であり、後者は船の移動によって水が押し分けられ、V字状に広がる波として現れる。
日常会話では海岸の現象を指すことが多いが、釣りや船舶の分野では航走波の意味でも重要な語である。
例文
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・強い引き波に足を取られた。
・船の引き波が岸まで届いた。
語源
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引き「後ろへ動かす、引き戻す」波「水面に生じるうねり」で、「後方へ引いていく波」や「動いた物体の後に生じる波」を意味する語。
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辟易 (へきえき)
辟易 読み:ヘキエキ
とは、
『うんざりすること、困り果てること』
概要
辟易とは、同じことが繰り返されたり、対応に手を焼いたりして、うんざりしたり困り果てたりする状態を指す語である。
不快感や疲労感を伴う場面で用いられ、やや改まった文章語として使われることが多い。
例文
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・同じ注意を何度もされて、さすがに辟易した。
・彼の長話には皆が辟易している。
・クレーム対応の連続に辟易してしまった。
語源
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辟「しりぞく、避ける」易「場所を変える」で、「相手の勢いに圧倒されて場所を変えて避ける」という意味から。つまり「辟易」は、たじろいで避けたくなる状態から、転じてうんざりすることを表す語。
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公邸 (こうてい)
公邸 読み:コウテイ
とは、
『公的地位にある者が公務のために居住する住居』
概要
公邸とは、首相や大使など、公的な地位にある人物が職務のために居住し、公務を行うために用いられる住居を指す語である。
単なる私的な住宅ではなく、来客対応や公式行事なども行われる場としての性格を持つ。
例文
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・首相は公邸で外国要人と会談した。
・大使は現地の公邸に居住している。
語源
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公「公の、国家や社会に関わる」邸「やしき、住居」で、「公的な住まい」という意味から。つまり「公邸」は公務に伴って使用される公式の住居を表す語。
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拿捕 (だほ)
拿捕/だ捕 読み:ダホ
とは、
『国家が実力で船舶などを拘束すること』
概要
拿捕は、国家が法的根拠にもとづき、船舶や航空機などの自由を実力で奪い、管理下に置く行為を指す語である。
戦時においては、戦時国際法にもとづき敵国の船舶や貨物を捕える行為を意味するが、現代ではむしろ平時における法執行の文脈で多く用いられる。
具体的には、領海内での違法操業(密漁)、領海侵犯、制裁違反、海賊行為などに対し、海上保安機関や沿岸警備隊が国内法や国際法にもとづいて外国船を拘束する行為を指す。
実務上は、船舶そのものを拘束する行為を「拿捕」と呼び、その後に乗組員の逮捕や船体・積荷の押収・没収が行われる。
例文
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・領海内で密漁を行っていた外国漁船が拿捕された。
・制裁決議に違反した疑いで、タンカーが拿捕された。
・海上保安機関は違法操業船を拿捕し、調査を行った。
語源
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拿「とらえる、つかむ」捕「捕える、確保する」という意味から成り、力を行使して対象を押さえる行為を強調した語。
