日本語

神韻 (しんいん)

神韻 読み:シンイン
とは、

概要

神韻とは、言葉や文章、絵画、音楽、人物などに感じられる、気高く奥深い趣や気品のある味わいを意味する言葉である。

単なる美しさや技巧だけではなく、言葉では表しきれない精神性や風格、余韻を伴う魅力を表す際に用いられる。

もともとは古代中国の人物評論や絵画論において、人の内面から自然ににじみ出る風格や気品を評価する言葉として用いられた。

その後、詩や芸術全般の評価にも用いられるようになり、東洋美学を代表する概念の一つとなった。

例文

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・その水墨画には独特の神韻が漂っている。

・名人の演奏には神韻とも呼べる深い味わいがあった。
・彼の文章は簡潔ながら神韻に富んでいる。

語源

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神「人知を超えた精神性や不思議な力」、韻「ひびき、余韻、趣」を意味する。つまり「神韻」は「精神性と余韻が調和した気高い趣」を意味する言葉である。

古代中国の人物評論や芸術論で発展し、のちに詩や文学における理想的な芸術境地を表す語として広く用いられるようになった。

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悦に入る (えつにいる)

悦に入る 読み:エツニイル
とは、

概要

「悦に入る」とは、自分の行為や成果、能力などに満足し、得意になって喜ぶことを意味する言葉である。

他人から褒められたり、自分の考えや行動がうまくいったりした際に、そのことを誇らしく感じて満足する様子を表す。
場合によっては、自惚れや自己満足のニュアンスを含んで使われることもある。

なお、この句の「入る」は「はいる」ではなく、「いる」と読む。
「悦に入る」は慣用的な読み方として定着しており、「エツニイル」と読むのが正しい。

例文

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・彼は自分の成功談を語りながら悦に入っていた。

・作品が高く評価され、しばらく悦に入る気持ちだった。

・人前で自慢話ばかりして悦に入るのは好ましくない。

・彼女は周囲の称賛を受けて悦に入っているようだった。

語源

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「悦」は「よろこぶ、満足する」という意味を持つ漢字であり、「悦に入る」は「喜びや満足の気持ちの中に入り込む」という意味から生まれた表現である。
そこから転じて、自分自身に満足して得意になる様子を表す言葉として用いられるようになった。

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対 (つい)

対 読み:ツイ
とは、

概要

対とは、二つのものが互いに対応し合い、一組として扱われること、またはその組み合わせを意味する言葉である。

同じ形や性質を持つものだけでなく、役割や位置が異なっていても、一体として機能したり対応関係にあったりする二つのものを指す場合にも用いられる。

現代日本語では、「対」「一対(いっつい)」「対になる」などの形で広く使われている。

例文

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・この二つの置物は対になっている。

・神社の入口には一対の狛犬が置かれている。

・その花瓶は対で飾られている。

語源

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対「向かい合う、対応する」を意味する漢字に由来する。
もともとは向かい合う関係や対応関係を表す語であり、そこから「互いに対応する二つのもの」「二つで一組のもの」という意味で使われるようになった。

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懇ろ (ねんごろ)

懇ろ 読み:ネンゴロ
とは、

概要

懇ろとは、人に対して親しみや思いやりを持って接することや、心を込めて丁寧に行うことを意味する言葉である。

古くから使われている語で、「懇ろに世話をする」「懇ろな関係」のように用いられる。

相手への配慮や誠意を表す場合に使われる一方、「懇ろな仲」のように、男女が特別に親密な関係にあることを表す場合もある。

例文

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・恩師に懇ろに礼を述べた。

・地域の人々が懇ろに迎えてくれた。

・二人は懇ろな仲であるとうわさされていた。

語源

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古語の「ねもころ」に由来する。「ねもころ」は「親しくする」「心を込める」といった意味で用いられ、中世以降に音が変化して「ねんごろ」となった。なお、「ね」は本心や根本を表す語と考えられており、もともとは「心の底から親しく接すること」を意味していたとされる。漢字の「懇」は後から当てられた字である。

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感銘 (かんめい)

感銘 読み:カンメイ
とは、

概要

感銘とは、物事に深く心を動かされ、その印象が強く心に残ることを意味する言葉である。

人の言葉や行動、作品、出来事などに接した際に、強い感動や共感、尊敬の念を抱く場面で用いられる。

単なる一時的な感動ではなく、考え方や価値観に影響を与えるほど深く心に刻まれる場合に使われることが多い。

「感銘を受ける」という形で用いられるのが一般的である。

例文

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・彼の生き方に感銘を受けた。

・その映画は多くの観客に感銘を与えた。

・先生の言葉が強く心に残り、深い感銘を覚えた。

語源

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感「心が動く、感じる」銘「刻みつける、深く記憶する」から成る。つまり「心に深く刻み込まれるほど強く感じること」を意味する語である。

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