宗旨変え/宗旨替え 読み:シュウシガエ
とは、
『信仰する宗教や主義を変えること』
概要
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「宗旨変え」とは、それまで信仰していた宗教の教義や所属していた宗派をやめて、別の宗教・宗派に改めることを指す言葉。
転じて、信念・主義・思想・立場などを大きく変えることにも使われる。
個人的な改宗の場面だけでなく、政治的・思想的な転向、または団体・企業などの方針転換を比喩的に表す場合もある。
現代では宗教以外の文脈でも広く用いられる。
語源
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「宗旨」は、もともと仏教の宗派や教義を指す言葉。「変え/替え」は「かえること」。江戸時代には、幕府によって寺請制度が敷かれ、人々はどの寺に属しているか(つまりどの宗派に属しているか)を記録されていたため、「宗旨変え」は制度上も重大な行為だった。これが転じて、立場や考えを変える一般的な意味でも使われるようになった。