スポーツ

wOBA (ウォバ)

wOBA 読み:ウォバ
Weighted On-Base Average 読み:ウェイティッドオンベースアベレージ
とは、

野球

概要

詳細≫

wOBAとは、打者がどれだけ出塁したかだけでなく、その出塁の「質(価値)」も加味して算出する指標。

四球や単打、二塁打、三塁打、本塁打といったそれぞれのプレーに異なる「重み(得点への貢献度)」をつけて計算される。

OPSよりも精度の高い打撃力評価ができるため、セイバーメトリクスでは主要な打撃指標のひとつとして重視されている。

特徴

詳細≫

・単打や四球より、本塁打の方が得点に貢献するため、wOBAではそれぞれに異なる重みをつける

・年によって重みの値(係数)は変わる(リーグ全体の得点状況に応じて調整)

・平均wOBAはだいたい .320前後、.400を超えると超一流レベルとされる

語源

詳細≫

Weighted「重みづけされた」On-Base「出塁」Average「平均」の略。

この略語では、「w」は“weighted”という形容詞で、他の略語部分(OBA)と区別するために小文字で書かれるのが慣例。セイバーメトリクスの世界では、同様に「wRC」や「wRAA」なども「w」だけ小文字で表記されるスタイルが一般的。

関連記事

セイバーメトリクス

OPS

懸賞旗 (けんしょうばた)

懸賞旗 読み:ケンショウバタ
とは、

概要

詳細≫

懸賞旗とは、大相撲の取組に懸賞金を提供した企業が作成する旗で、社名や商品名などが記載されている。

取組前に土俵の周りで掲げられ、観客やテレビ視聴者に企業名をアピールする広告の役割を果たす。

懸賞旗は「懸賞幕)」とも呼ばれる。

語源

詳細≫

「懸賞」は賞金や商品を提供すること、「旗/幕」はその広告や象徴を指す。これが合わさり、取組のスポンサーが掲示する旗を意味するようになった。

同義語

懸賞幕 (けんしょうまく)

関連記事

水をあける

水をあける/水を開ける 読み:みずをあける
とは、

語源

詳細≫

「水をあける」という表現は、水泳やボートレースで相手に大きな差をつける状況から生まれた。競技中に物理的に水が「開く」ように見えるほど差が広がることが由来。これが比喩的に拡張され、競争相手との距離を広げる意味にも使われるようになった。

関連記事

広角打法 (こうかくだほう)

広角打法 読み:コウカクダホウ
とは、

野球

概要

詳細≫

広角打法とは、打者が打球をフィールドの広範囲に打ち分ける技術を指す野球の用語。

具体的には、打者が引っ張りだけでなく、逆方向にも打つことを意識した打撃を行い、打球の方向を広角に分けることが特徴。これにより、守備シフトをうまくかいくぐり、ヒットの確率を高めることができる。

語源

詳細≫

広角「広い範囲」という意味から。

関連記事

広角

Spray Hitter (スプレーヒッター)

spray hitter 読み:スプレイヒッター
とは、

野球

概要

詳細≫

Spray hitterとは、広角に打球を打つことができる打者のことを指す野球用語。

引っ張り打ちだけでなく、逆方向にも強い打球を打てる選手を意味し、バットコントロールが優れた打者に使われることが多い。

これにより、守備の隙間を突いたヒットを多く打つことができ、対戦相手にとっては守備シフトをうまくかいくぐられるため、非常に厄介な存在となる。

語源

詳細≫

spray「散らす」という意味があり、ボールが広い範囲に飛んでいくことを表現している。

関連記事

spray

広角打法