化粧まわし (けしょうまわし)

化粧まわし/化粧廻し/化粧回し 読み:ケショウマワシ
とは、

概要

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化粧まわしとは、主に大相撲の幕内力士が土俵入りの際に身に着ける、装飾性の高いまわしである。通常の取組で使用する実用的なまわしとは異なり、化粧まわしは儀式的な場で使われ、色鮮やかな刺繍や模様があしらわれている。後援者や企業、出身地などに関連する図柄が施されることも多く、力士の個性や支援者の意向を示す象徴ともなる。

化粧まわしは腰から垂れ下がる布で構成され、前面には「垂れ」と呼ばれる帯状の部分があり、底には「房(ふさ)」が付けられている。横綱土俵入りでは、さらに「綱」や「白い紙垂(しで)」なども加わり、より格式が高い装いとなる。

語源

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化粧」は「飾る」「装飾する」という意味で、「まわし」は相撲で腰に巻く帯状の布を指すことから、「飾り用のまわし」という意味で「化粧まわし」と呼ばれるようになった。

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まわし

商品画像
画像:Japaaan
化粧まわし

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