スポーツ

Bowling (ボウリング)

bowling 読み:ぼうりんぐ
とは、

概要

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ボウリングとは、専用のレーン上で重い球を転がし、レーンの奥に三角形の形で並べられた10本のピンを倒すことを目的とするスポーツ。

主に屋内施設で行われ、競技としても娯楽としても広く親しまれている。1

ゲームは通常10フレームで構成され、各フレームで最大2投まで行える(ただし第10フレームでは条件により3投まで可能)。
倒したピンの本数に応じて得点が加算され、ストライク(1投ですべてのピンを倒す)やスペア(2投で倒す)といった得点方式が特徴となっている。

起源

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ボウリングの起源は、古代エジプトにまでさかのぼるという説もあるが、現在の形に近い競技としては、中世ヨーロッパで行われていたピン倒しの遊びが源流とされる。

特にイギリスで発展した屋外球技「ローンボウルズ(lawn bowls)」が原型の一つであり、これが移民によってアメリカに渡り、19世紀末に10本のピンを用いる「Ten-Pin Bowling」として形式化された。

以降、アメリカを中心にルールが整備され、現在のスポーツとして世界に広まった。

語源

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bowl「球を転がす」に由来する。さらにその語源は、ラテン語 bulla「泡、丸い物」や古フランス語 boule「球体」、それに中英語 boul、古英語 bolla「鉢、丸い容器」などにさかのぼる。

いずれも「丸い形状の物」を意味しており、そこから「丸い球を転がす動作」を指すようになった。

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bowl

スペア

マス・スパーリング (ますすぱーりんぐ)

マススパーリング 読み:ますすぱーりんぐ
とは、

概要

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マススパーリングとは、格闘技における練習形式の一つで、相手にダメージを与えないよう力を抜き、軽く打撃を当てるか寸止めで行うスパーリングのこと。
動きの確認や技術の向上、距離感の調整、反応のトレーニングなどを目的とし、本気で打ち合うフルコンタクトスパーとは区別される。
初心者から上級者まで幅広く使われる形式で、ケガのリスクを抑えつつ実戦感覚を養うために用いられる。
相手との信頼とコントロール技術が重要とされる。

語源

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「マス」は英語 mass「集団、大勢」に由来し、元々は「マス・ボクシング(mass boxing)」として「大勢で一斉に行うボクシング練習」を指していた。

しかし、日本ではこの「マス」の意味が変化し、「ダメージを与えない程度の軽打で行うスパーリング」を意味する言葉として定着した。
そのため、「マススパーリング」は和製英語であり、英語圏では通じにくく、代わりに light sparringtechnical sparring などの表現が用いられる。

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スパーリング

Slapshot (スラップショット)

slapshot 読み:すらっぷしょっと
とは、

アイスホッケー

概要

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slapshot とは、アイスホッケーにおいてスティックを大きく振りかぶって勢いよくパックを叩きつけるシュートの技術を指す言葉。

ホッケー用語の一つで、パックに最大限の速度と力を与えるために使われる最も強力なショット方法とされる。

強く正確なシュートを放つには高度な技術が必要とされ、試合では主に遠距離からゴールを狙う際に使われることが多い。

語源

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slap「叩く」shot「撃つ・打つ」を組み合わせた合成語。スティックで氷やパックを叩く動作をともなうため、この名がついた。アイスホッケー用語として定着している。

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slap

明荷 (あけに)

明荷/明け荷 読み:アケニ
とは、

相撲

概要

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明荷とは、大相撲の巡業や本場所の開催地へ向かう際に、相撲部屋から先に発送される大きな荷物のことである。主に力士の衣類、寝具、化粧まわし、浴衣、草履などの生活用品や相撲に必要な道具類が含まれる。

巡業や本場所は長期にわたるため、力士たちは自分たちで必要最低限のものしか持参せず、多くの荷物はこの「明荷」によって事前に現地へ届けられる。

語源

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明け」は、場所や巡業の始まりを指し、「」は運搬される荷物の意味。場所が“明ける”=始まる際に送る荷物であることから「明け荷」と呼ばれるようになったと考えられる。

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化粧まわし

下がり (さがり)

下がり 読み:サガリ
とは、

相撲

概要

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下がりとは、力士が土俵に上がる際、まわしの前面に差し込む細い紐状の装飾のことで、主に幕内力士が取組時に使用する。形状は黒や濃紺の糸で作られた房状の紐で、20本前後が等間隔で並んでいる。これは「化粧まわし」ではなく、実際の取組用のまわしに付けられるもの。

下がりは単なる装飾ではなく、しめこみ(まわし)の結び目を隠す役割や、礼儀作法・格式を示すものとされている。力士が土俵に上がる前に、呼出しが力士の体に合わせて下がりを整えるのが通例である。

また、下がりの本数や形は厳格に決まっているわけではないが、だらしなく見えないよう調整される。取組の最中に落ちることもあり、その場合は土俵上に残っても問題とはされない(相撲の進行に影響しない限り)。

語源

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さがり」は「垂れるもの」「下がっているもの」に由来し、まわしの前で下向きに垂れている様子から名づけられたとされる。

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まわし

化粧まわし